知的財産ニュース 広東省で全国初の「3部2院1省」イノベーション協力モデルを導入

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広東省で8年前に「2部1省」モデルで発足した「省部産学研」協力は、科学技術部、教育部、工業·情報化部、中国科学院、中国工程院、広東省が共同で進めている「3部2院1省」イノベーション協力モデルに格上げされた。国内初の「3部2院1省」モデルで広東省のイノベーション活動が大きく促進されている。

「省部産学研」協力の実施で国内外の優れたイノベーション資源が広東省に集まっている。国内の312校の大学、332の研究機構からの専門家2万5000人が広東省企業と産学研協力を展開している。深セン清華大学研究院と中国科学院深セン先進技術研究院をはじめとする多くの総合的イノベーションプラットフォームが新型のインキュベーターとして、大学の技術成果の移転を促している。

企業の自主的イノベーション能力も向上している。広東省企業3040社に、全国の294の大学·研究機構から技術者6200名が派遣され、特許1500件を含む3000件以上の専利が取得されている。広東省は現在、103の産学研イノベーション連盟と187の公共研究開発プラットフォームを抱えており、電子情報、省エネ、バイオ医薬など分野で多数の重大研究プロジェクトが進められている。このほか、産業構造の改善、グレードアップや地域イノベーション能力の向上などの面でも多くの成果が上がっているという。