知的財産ニュース 無錫市、特許保険料に補助金、1社に年間最高30万元

2013年7月4日
出所: 新華網

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江蘇省無錫市は今年、国の専利(特許、実用新案、意匠を含む)保険パイロット事業の対象都市に指定された。市知識産権局は、「専利保険パイロット事業実施意見」の発布に続き、「無錫市専利保険料補助金に関する手続規程」を7月3日に発表した。これにより、無錫市の科学技術系企業であれば、専利保険に加入した場合、市から保険料の30%~50%に当たる、年間最高30万元の補助金を受け取ることができる。

パイロット事業は市知識産権局と中国人民財産保険株式有限公司が共同で進めている。権利侵害を受けた企業が権利保護コストを減らし、知的財産権紛争によるリスクを最小限にする手段としての活用が期待される。

保険料補助の対象は主に特許権である。保険会社は無錫の企業に30%以下の保険料率優遇を実施する。市知識産権局は企業が支払った保険料の30%~50%の比率で資金を援助し、1社当たりで年間で最高30万元の補助金を受け取ることができる。

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