知的財産ニュース 上海知識産権局、「護衛」行動を推進する一連施策を実施

ipshow_BID_3777.html

上海知識産権局は今年上半期、知的財産権を保護する「護衛」行動を推進するため、市場検査の実施や特許事件処罰の強化などを含めた一連の施策を実施した。

市知識産権局は1から6月までに、市内の商業施設を対象に33回の検査を実施し、20万点以上の商品を検査した。この中、専利（特許、実用新案、意匠を含む）商品は1400件余で、専利標識表示違反の商品10点について是正を命じた。

上半期に市知識産権局は専利紛争事件58件、専利詐称事件16件、あわせて74件を処理し、前年同期に比べて572％と大幅に増加した。

このほか、市知識産権局は、展示会における知的財産権の保護を強化し、商業分野で「正規ブランド·本物製品」イベントを実施して誠実·信用システムの構築を推進し、知的財産権保護パイロット事業を実施する――などして一連の活動を展開してきた。