知的財産ニュース 深セン市政府、IT企業の研究開発と産業化支援のために30億元を措置

2013年4月1日
出所: CHINA DAILY

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深セン市のIT産業の優位性は日増しに明らかになっている。去年に「2012全国電子情報企業トップ100」にランクインした深セン企業は15社。3月31日開かれた2013中国深センITサミットで、深セン市科学技術革新委員会の陸健主任により発表された「深センIT産業発展報告書」で明らかになった。また、深セン市は今年、30億元の資金を措置してIT企業の研究開発と産業化を支援することもわかった。

報告書では深センIT産業の発展の状況が説明された。2012年、深セン市IT産業の生産額は1兆1360億元で、ハイテクノロジー製品の生産額の87.9%を占める。IT製品の輸出は1194億ドル、深セン市の輸出総額の40%、中国の電子情報製品輸出の17.1%を占める。深セン市のハイテク企業の中にIT業界の企業は79%にも上る。

陸健主任によると、深セン市は30億元の資金を手配して、IT企業の研究開発と産業化を重点的に支援することを決めている。今年は、都市ITインフラ、電子商取引、IC産業、高速データ通信、インターネット産業のモバイル化と個性化、クラウドコンピューティング、3Dプリント技術の研究開発、家庭内デジタルネットワーク――などに尽力する方針だという。

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