知的財産ニュース 黒龍江省の専利許諾契約届出件数は1779件、国内最多

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黒龍江省は昨年の専利（特許、実用新案、意匠を含む）出願件数が初めて3万件の大台を突破し、3万610件に達し、前年より30.6％増えた。有効特許が7403件で、人口1万人当り平均の特許保有件数が1.933件となっている。専利実施許諾契約の届出件数が国内最多の1779件だった。また、昨年6月に業務開始した専利権担保登録は31件で、担保金額が1億2384万元に達している。省知識産権局の関係者が明らかにした。

省知識産権局は2012年を知的財産権活動の「サービスの年」と定め、専利の創造·運用·保護·管理の各分野におけるサービスの強化に注力し、目覚ましい成果を上げている。昨年に同省企業による専利出願が85.7％増の8509件に達したなど、専利出願·登録をした企業への奨励制度の実施により、企業のイノベーションと専利出願の意欲が引き出された。

また、大学や研究機構へのサービスを強化した結果、昨年に大学による専利出願が7054件、67.2％増加し、研究機関による専利出願が688件、31.8％増加した。大学と研究機構の保有する有効特許が省全体の60％を占め、この数値は全国平均レベルを30ポイントも上回っているという。