知的財産ニュース 国内をリードする北京市の創造力、年間研究開発費が1千億元以上

2013年1月24日
出所: 中国新聞網

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国内で知的資源が最も豊富で、科学技術が最も集積している北京市は、研究開発に励む技術者が約32万人、研究開発費(R&D支出)の対GRP(地域総生産)比が5.8%、年間総額が1千億人民元を超え、国内トップの創造力を誇っている。現在開催中の北京市第14期人民代表大会第1回会議で分かった。

北京市のハイテク企業はおよそ2万社で、その中に売上高1億元以上の企業が1250社あった。世界トップ500社が北京で設立した研究開発機構は100社を超えている。2012年に北京市の技術契約の成約額は全国の4割を占める1500億元に達している。移動通信端末、集積回路設計、ソフトウエアなどの分野で国内をリードしている。

中間村管理委員会の劉航報道官によると、中関村の入居企業によるR&D支出は昨年、25%増の900億元に達し、快速に成長するすう勢を維持している。速報値によれば、中関村企業による昨年の売上高の総額が2兆4500億元で、対GRP比が20%となっている。

2012年に北京市のR&D支出は前年より10%増加し、対GRP比が5.8%だった。研究開発に励む技術者が31万8000人で、前年より7.2%増えた。

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