知的財産ニュース 北京市、知的財産権のサービス水準、保護意識などが国内トップ

2013年6月9日
出所: 北京日報

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国家知識産権局の知的財産権発展研究センターが発表した「2012年全国知的財産権発展状況報告」によると、北京市は知的財産権創造の質、サービス水準、保護意識などで国内各省(自治区、直轄市を含む)をリードしていることが分かった。

特許の割合やPCT国際特許出願件数などを含めた知的財産権創造の質の指数では北京市が77.67。昨年の3種類権利出願が9万2300件、登録が5万500件で何れも過去最高を記録。また、有効特許が6万9500件で、人口1万人当り平均の特許保有件数が全国平均値の10倍にあたる33.6件で国内最上位の都市となる。

国内最多のサービス機構と従業者を抱える北京は、知的財産権サービス水準も全国をリードしている。昨年末時点の代理機構は全国の27.52%を占める251社、弁理士は同40.35%の3254人。このほか、1万人当りの出願件数や、政府公式サイトのアクセス数、特許権維持の割合、研究開発費1千万元に当たる特許登録件数などは何れも国内トップレベルで、知的財産権保護意識の強さがうかがえる。

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