知的財産ニュース 最高人民法院、商標事件審理と保全手続きに関する司法解釈を作成へ
2013年7月8日
出所: 法制日報
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最高人民法院(最高法院)は商標事件の審理と訴訟前の知的財産権保全手続きに関する司法解釈の早期発布に向け、作成作業を進めている。このほど、知的財産権審判活動報告に対する全国人民代表大会(全人代)常務委の審議意見の実施、徹底について、最高法院が全人代に報告する時、表明した。
昨年末に開かれた第11期全人代第30回会議で、最高法院の「知的財産権審判活動状況に関する報告書」に関する審議意見が提出された。最高法院は今年3月に「第3回全国法院知的財産権審判活動会議」を開くなどして、審議意見の実施、徹底に向け力を入れてきた。
審議意見の実施、徹底の状況をまとめた今回の報告で、最高法院は知的財産権司法の公開度向上、公開方法の刷新、公開範囲の拡大などをいっそう進めるとしている。また、各種類の知的財産権の特徴を踏まえて、国の科学技術、経済、産業、文化、貿易等各分野の政策の発展、変化に対応した司法政策の調整、改善に取り組み、焦点となる難題、新型事件の研究、指導を強化する方針を明らかにした。
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