知的財産ニュース 国家知識産権局田力普局長：昨年に知的財産権法整備に新しい進捗

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国務院新聞弁公室が4月24日、昨年の中国知的財産権発展状況を説明するための記者会見を北京で行なった。国家工商行政管理総局の付双建副局長、国家版権局の閻暁宏副局長とともに記者会見に臨んだ国家知識産権局の田力普局長は、昨年の知的財産権法整備分野の進捗を説明した。

田局長によると、昨年に中国の知的財産権をめぐる法律法規体系の整備は新しい進捗を見せた。国家知識産権局では「専利法」改正案、「職務発明条例」原案の作成作業がほぼ終了したほか、「専利実施強制許諾弁法」、「専利標識表示弁法」、「行政再議規程」などの改正が完成した。国家版権局の作成した著作権法改正案は既に国務院法制弁公室に提出され、商標法改正案は国務院常務会議を通過し、全人代常務委員会で成立する見通しとなった。

知的財産権の司法分野について、田局長は、昨年に改正された刑事訴訟法に、行政部門による証拠収集、取調べの効力などに関する内容が取り込まれたと説明した。