知的財産ニュース 「福建省専利促進保護条例」が採択、来年1月1日から施行

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福建省人民代表大会常務委員会で11月29日、「福建省専利促進保護条例」について採決が行われ、採択された。来年1月1日から施行する。

「条例」は県レベル以上の地方政府に、専利（特許、実用新案、意匠を含む）創造への報奨金や専利の実施·産業化促進、保護·管理に用いる「専利発展専門資金」を設けることを求めている。省政府は「福建省専利賞」を設立し、経済·社会の発展を大きく寄与する発明の権利者、創造者を表彰する。各地方政府は専利関連活動で優れた実績を収めた現地の企業、研究機構や個人などを対象とする報奨制度を導入する。

同「条例」にはまた、特許や専利賞の取得を職業資格認定の要件の1つとすることや、職務発明の発明者、設計者にその所属先が報奨金を与える制度の確立などの内容が取り込まれた。