知的財産ニュース 遼寧省専利条例、特許詐称に最高20万元の制裁金

2013年11月30日
出所: 遼寧省人民政府サイト

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遼寧省第12期人民代表大会常務委員会の第5回会議で11月29日採択された「遼寧省専利条例」は、権利侵害行為への処罰の度合いをさらに強化した。専利(特許、実用新案、意匠を含む)権を取得していない製品またはその包装に専利標識を表示するなどの違反行為に最高20万元の制裁金が科される。

権利が無効または期限満了になった製品への標識表示や他人の専利番号の冒用なども処罰の対象に含まれる。実用新案、意匠の場合は5000元、特許の場合は1万元の制裁金を科するが、深刻な違反行為には5万元から20万元に処することができる。

処罰強化の内容のほか、「専利条例」には職務発明者への報酬制度の設立や専利権による出資、譲渡の奨励などに関する規定も盛り込まれている。

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