知的財産ニュース 湖南省、専利行政処罰に係わる自由裁量権の新基準を公布

2013年10月4日
出所: 湖南日報

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湖南省知識産権局はこのほど、改正「湖南省専利行政処罰自由裁量権基準」を公布した。専利(特許、実用新案、意匠を含む)権が終了または無効となった後6ヶ月以内の専利番号表示による専利詐称行為は過料が免れるなどの規定が初めて盛り込まれた。

湖南省は2010年、「湖南省専利行政処罰自由裁量権基準」を打ち出した。同基準の発布·施行により行政法執行における自由裁量権が制限され、専利に係わる行政処罰が一層規範化されるようになった。「湖南省専利条例」の施行などを受け、省政府、省法制弁公室が年初に出した行政裁量権基準の更なる明確化を求める通達に基づき、省知識産権局は幅広く意見を募集した上で、基準の改正作業を実施した。

新「基準」は、専利行政執行の法的根拠として2012年1月1日施行の「湖南省専利条例」を取り入れ、「湖南省専利条例」に基づき専利詐称行為の分類を調整し、当事者の負担軽減を狙い、専利権が終了、無効となった後6ヶ月以内に専利番号を表示する専利詐称行為について、是正を命じ違法所得を没収するが、過料を課しない旨の規定を初めて明確にした。

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