知的財産ニュース 税関の差し押さえた権利侵害貨物、昨年は9300万点

2013年4月23日
出所: 新華網

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2012年に中国の各税関で知的財産権保護措置1万8300回を実施し、およそ2億点の貨物は通関が認められなかった。知的財産権侵害の疑いがあるとして1万5600回、総じて9312万点の貨物が差し押さえられた。税関総署が4月22日に明らかにした。

税関総署政法司の陳旭東·副司長によると、差し押さえられた貨物はおもに商標権を侵害するものである。税関で昨年に商標権、著作権、専利(特許、実用新案、意匠を含む)権など各種類の知的財産権に係る権利侵害貨物を差し押さえたが、商標権侵害の疑いがある貨物は全体の94%を占めた。

また、税関の発見した権利侵害案件には、大多数が輸出貨物で、主には消費財で、郵送·速達によるものが多い――の特徴もあるという。

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