知的財産ニュース 広東省、香港経由輸出の重大模倣事件を摘発、総額1千万元超

2013年8月7日
出所: 中国法院網

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広東省出入境検験検疫局は7日、黄埔税関で香港を経由して輸出されようとする4つのコンテナの中から大量の偽物商品を差し押さえたと発表した。同局は事件の重大性を考慮し、警察側に移送して当事者の刑事責任を追及するとしている。

差し押さえた偽物商品の中に、国内外の多数の知名ブランドを装ったアパレル、眼鏡、鞄、靴、腕時計、充電器、食品などが含まれる。同局の法執行担当官と企業側の代表は現在、真贋や数量の確認を進めているところで、すでに2つのコンテナの中で、生産地がベトナムやインドネシア、米国などと表示される偽物のLV鞄1200個、NIKEスニーカー1000足、NIKE腕時計3000本、ADIDASのTシャツ1万着、ADIDASスニーカー1440足、ADIDAS腕時計3000本と、多数のGUCCI、DIOR、OKEYブランドの眼鏡が確認され、総額は1000万元以上に達するとみられる。

残りの2つのコンテナは「マレーシア製」と表示されるビスケットだった。当面、確認作業は急ピッチで進められている。

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