知的財産ニュース 四川省公安庁、10月1日から模倣品一斉取締り行動を実施、11月末まで

2013年9月29日
出所: 四川日報

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四川省公安庁は10月1日から各種類の模倣品関連犯罪を一斉取り締まる行動を全省で展開することを決めた。11月末まで2ヶ月にわたり実施する予定。特に集団的犯罪や、地域を跨ぐ犯罪に重点が置かれる。省公安庁が9月28日、明らかにした。

今回の一斉取締り行動で 1. 食品、薬品、幼児用品などの模倣品に係わる犯罪、2. 種子、農薬、化学肥料などの模倣品に係わる犯罪、3. ブランド製品、特許製品、ハイテク製品などの模倣品に係わる犯罪、4. 自動車部品、機電製品、消防機材などの模倣品に係わる犯罪、5. 日用品、家電などの模倣品に係わる犯罪――の5種類の犯罪が主要の摘発対象とされている。

省公安庁は今年、国の公安部の計画に基づき、食品や薬品、農業資材、著名な商標、特許製品などを中心に、模倣品の製造販売に係わる犯罪を厳しく摘発する特別行動を進めてきた。9月末までに全省の公安機関で1777件について立件調査し、1590件を摘発し容疑者1719人を逮捕したほか、模倣品製造販売拠点383カ所を閉鎖させ、模倣品と偽の商標標識471万点(総額7億8000万元相当)を差し押さえた。

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