知的財産ニュース 広東とマカオ、知的財産権侵害摘発協力事業が進む

2013年6月20日
出所: 中国新聞網

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広東省とマカオは昨年の知的財産権作業グループ会合で定めた目標と方向に向かって着実に協力を進めている。珠江市とマカオの知的財産権法執行部門は14日、偽のタバコを販売する犯罪グループの摘発に成功したことを発表した。「マカオ日報」が報じた。

広東省とマカオ特別行政区は2011年3月6日、「広東マカオ協力枠組み協定」を北京で締結し、共同法執行活動の実施や地域を跨ぐ連携体制の構築などを含めた知的財産権分野の協力をいっそう強化することで合意した。

双方の設立した知的財産権作業グループは昨年5月、広州市で第1回会合を開き、「知的財産権協力覚書」を締結した。この内、2012年から2014年の「知的財産権協力計画」に盛り込まれている18の協力事項に、マカオ税関と広東省の税関、工商局、版権局、公安庁が共同で実施するものが7つある。税関保護の協力メカニズムの構築により、双方は知的財産権侵害を摘発する共同行動で確実な成果を上げている。

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