知的財産ニュース 北京市、世界著名ブランドの模倣品を取り締まる特別行動を実施

ipshow_BID_3483.html

北京市工商局は今年、世界著名ブランドの模倣品の製造販売を取り締まる特別行動を実施する。市工商局の孫考利·商標処長がこのほど開かれた記者会見で明らかにした。

北京市は昨年、専利（特許、実用新案、意匠を含む）、商標、著作権の出願·登録件数が増加傾向を続けたとともに、裁判所で知的財産権民事、行政事件1万1305件を受理し、公安部門で知的財産権をめぐる犯罪事件1729件、模倣品3億元相当を摘発したなど、知的財産権の保護で目覚ましい成果を上げている。各行政当局と司法機関は今年に、知的財産権侵害と模倣品製造販売の摘発を引き続き推し進める予定。

孫処長によると、商標分野では、企業の商標運用·保護の意識はまだ十分とは言えず、一部の市場で世界著名ブランドの模倣品が出回っているなどの課題が直面している。工商当局は今年の重要業務の１つとして、世界著名ブランドの模倣品の製造販売を取り締まる特別行動を実施し、 アパレル、鞄、電子製品に重点をおいて法執行を強化する方針を固めたという。