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今こそグローバルな採用を ‐注目されるインド人材‐

2020年11月19日

グローバル化を目指す日本企業が、インドの高度人材に注目し、現地での採用活動に動いている。なかでも、「インド工科大学」は、米国の大手企業経営者などの人材も輩出しており、特に関心を集めている。しかし、採用活動には日本とは異なる採用制度による課題があるという。コロナ禍により、会社説明会がオンライン開催となるなか、同大学ハイデラバード校で採用活動を行った企業を取材した。

(10分52秒)

テキスト解説を読む

テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 世界地図の上で回転する、中が空洞になった地球儀から、もうひとつ地球儀が飛び出す。 拡大表示された地球儀の横にタイトルが現れる。 「世界は今 ジェトログローバルアイ」

映像説明: スタジオ。地球儀と世界地図の画像をバックに、女性キャスターが入ってくる。 襟が波形(なみがた)にデザインされた朱色のワンピースを着ている。

テロップ: 八木 ひとみ(やぎ ひとみ)

八木(やぎ)キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。 グローバルな事業展開を目指す日本企業(にほんきぎょう)のあいだで、多様な人材の採用が進んでいます。その中でも、世界のさまざまな分野で活躍する、インドの高度人材に注目する企業が増えています。日本で働く魅力を伝え、インド人学生の心をつかもうとする企業の採用活動を取材しました。

テロップ: 今こそグローバルな採用を ‐注目されるインド人材‐

映像説明: 大理石のエントランス。壁にアルファベットのDとGを組み合わせた赤いマークに「TAKANO」と書かれた立体文字が掲げられている。フローリングが敷かれた部屋に入っていくと、隅に立てられたスタンドに大型モニターが取り付けられている。いすに座ったグレーのスーツを着た男性が大型モニターを見ながらマイクを手に話をしている。室内に置かれた長机(ながづくえ)で5人の人物がノートパソコンに向かっている。

テロップ: 東京・上野

ナレーション: 東京のこちらのオフィスでは…。

映像説明: チェック柄のシャツを着た男性がいすに腰掛け、マイクを手に話をしている。グレーのスーツを着た男性と黒いTシャツを着た男性が隣に座っている。

チェック柄のシャツを着た男性・英語: こんにちは。本日はお集まりいただき、ありがとうございます。

ナレーション: 行われているのは、オンラインでの採用説明会だ。

映像説明: 長机(ながづくえ)で5人の人物がノートパソコンの画面を見ている。部屋の奥では、グレーのスーツを着た男性、チェック柄のシャツを着た男性、黒いTシャツを着た男性が大型モニターの前に座っている。

テロップ: DG TAKANO

ナレーション: 学生たちに向け、PRをしているのは、DG TAKANO。

映像説明: 3人の人物が長机(ながづくえ)に座り、大型モニターの方を見たり、ノートパソコンに向かったりしている。 チェック柄のシャツを着た男性がマイクを手に話をしている。隣に座る黒いTシャツを着た男性が耳を傾けている。

ナレーション: グローバルな展開を見据えて、国内外から優秀な人材の獲得を目指している。

映像説明: 「食堂」と書かれたプレートが貼られたドアの前。黒いTシャツを着た男性がインタビューに答える。 長机(ながづくえ)で、3人の人物がそれぞれノートパソコンに向かっている。3人ともマスクを着けている。 水色のワイシャツを着た男性と紺と白の柄(がら)のセーターを着た男性が、窓のそばの席でパソコンに向かっている。 「食堂」と書かれたプレートが貼られたドアの前。黒いTシャツを着た男性が話を続ける。

テロップ: DG TAKANO 高野 雅彰(たかの まさあき) 社長

高野社長: 自分の会社のスタッフの、日本人(にほんじん)の割合なんて1割でいいと思ってるんですよ。 いま、世界中が多国籍企業で戦っているわけですよ。その中で、日本(にほん)だけが日本人(にほんじん)100%で世界と戦おうとしてるわけですよ。 勝てるわけがないんですよね。

映像説明: フローリングが敷かれた部屋。黒いTシャツを着た高野社長を含む8人の人物が長机(ながづくえ)でノートパソコンに向かっている。

ナレーション: 現在は社員の半数以上が外国人だという。

映像説明: ダークグリーンの床の部屋。大きな箱形の機械が所狭しと並んでいる。 黒い上着を着た女性とグレーのパーカーを着た男性が、それぞれ作業台に向かっている。2人ともマスクを着けている。壁際のラックには段ボール箱がいくつもしまわれている。

ナレーション: そんなDG TAKANOは、水不足をはじめとした、さまざまな社会課題解決に取り組む、スタートアップだ。

映像説明: マスクを着け、パーカーを着た男性が作業台で真鍮(しんちゅう)製のリングが取り付けられた小さな円筒形(えんとうけい)の部品に、銀色の部品をねじりながら固定している。男性が天井からつり下げられた電動ドライバーを銀色の部品に押し付ける。ドライバーの先端が回転し、銀色の部品も一緒に回転する。 パーカーを着た男性が銀色の部品が取り付けられた小さな円筒形(えんとうけい)の部品から、真鍮(しんちゅう)製のリングを外す。円筒形(えんとうけい)の部品に短いパイプが4本ほどあるのが見える。 水が出ている蛇口に手が添えられている。蛇口の先には6つの穴が開けられた小さな円筒形(えんとうけい)の部品が取り付けられている。それぞれの穴から空気を含み、白っぽく見える水が流れ出ている。 蛇口の下に手が差し出されている。蛇口から勢いよく断続的に出る水が手のひらに打ち当たり、水粒(みつぼ)がはじけている。

ナレーション: 独自開発した節水ノズルは、通常の蛇口に比べて9割の水を節約しつつも、洗浄に適した水流を作りだすことができる。

映像説明: フローリングが敷かれた部屋。いすに座った高野社長がスタイラスペンでタブレットを操作している。

ナレーション: こうした技術の更なる発展のため、高野社長がかねてから注目していたのが…。

映像説明: 高台から見た街の一角。緑豊かなエリアに丸屋根のある建物や鉄塔、高層ビルが建っている。

テロップ: インド India

ナレーション: インドだ。

映像説明: 遠くまで広がる町並み。白や黄色(きいろ)、水色のビルがひしめいている。奥には大きな森が広がっている。

テロップ: 人口 13億5,000万

ナレーション: 13億5,000万を超える人口と、

映像説明: 植え込みのある施設の出入り口。門の壁に、左右の輪の大きさが異なる無限記号のようなエメラルドグリーンのマークに「INTERNATIONAL TECH PARK BANGALORE(インターナショナル テックパーク バンガロール)」と書かれた立体文字が掲げられている。大勢の人やバイクが門を通っている。施設の奥には円筒形(えんとうけい)の高層ビルが建っている。

テロップ: IT(アイティー)

テロップ: エンジニアリング

ナレーション: IT(アイティー)やエンジニアリングの分野で技術力の高い人材が豊富なことから、

映像説明: ホールの中。階段状に並べられた座席にたくさんの人が座っている。通路の中ほどに立つ白いTシャツを着た高野社長と、高野社長の前の座席に座る紺のシャツを着た男性がマイクを手に話をしている。(資料映像)

テロップ: インドでの採用活動の様子

ナレーション: 積極的に採用活動を進めてきた。

映像説明: 鏡面ガラスで覆われた建物の外観。張り出した屋根が何本もの柱に支えられている。出入り口へ続く道の周りには芝生が植えられ、外灯が並んでいる。 建物の吹き抜け。見上げると、薄曇りの空から光がさしている。 髪を後ろで結び、リュックをしょった3人の人物が鏡面ガラスで覆われた建物の出入り口の方へ歩いている。 鏡面ガラスで覆われた7階ほどの高さのグレーの建物。(映像提供 インド工科大学ハイデラバード校)

テロップ: インド工科大学 Indian Institute of Technology(インディアン インスティテュート オブ テクノロジー)

映像説明: 室内。5人ほどの男性が長机(ながづくえ)で、それぞれノートパソコンに向かっている。 研究室。アームに取り付けられたピペットとシャーレがすりガラスで囲まれた作業台に置かれている。ピペットの中の半透明の茶色い液体がシャーレに移される。白衣(はくい)を着て紫のゴム手袋をした女性がそばで見ている。 室内の一角。衛生帽をかぶり、白衣(はくい)を着た男性が縦型の機械の隣に設置されたモニターを見つめている。 別の一角。銀色の円筒形(えんとうけい)の装置の前で、衛生帽をかぶり、白衣(はくい)を着た男性が作業をしている。壁際には大きな箱形の装置が設置され、衛生帽をかぶり、白衣(はくい)を着た人物が装置の中に置かれたモニターに目を向けている。(映像提供 インド工科大学ハイデラバード校)

ナレーション: なかでも力を入れてきたのが、インド工科大学。インド国内に23のキャンパスを持ち、IT(アイティー)や機械工学などの分野を中心に、理系に特化した教育を行っている。

映像説明: 鏡面ガラスで覆われた建物の前の道を4人の女性がほほえみながら歩いている。 室内。7人ほどの人物が長机(ながづくえ)で、それぞれノートパソコンに向かっている。 ベージュのシャツを着た男性が窓のそばのデスクでパソコンのモニターを見つめている。 水色のTシャツを着た男性と薄紫のシャツを着た男性が長机(ながづくえ)で小さな長方形の装置を組み立てている。 ベージュの建物の外観。大勢の人が周りを歩いている。(映像提供 インド工科大学ハイデラバード校)

ナレーション: グーグルやマイクロソフトといった大手企業の幹部も輩出しており、各国の企業が人材獲得に乗り出している。

映像説明: DG TAKANOのオフィス。壁に貼られた世界地図の前で、高野社長がうなずきながらインタビューに答える。

高野社長: 自分の、その成長とか、将来に対する、そのハングリーさ(精神)みたいなのが、やっぱりすごく強いのと、 能力の高い学生の、高さのレベルが、すごく高いんですよ。

映像説明: DG TAKANOのオフィス。グレーのスーツを着た男性がマイクを手に部屋の隅に置かれた大型モニターに向かって話をしている。チェック柄のシャツを着た男性と高野社長が隣に座っている。 大型モニターの画面に20分割された枠が表示され、話をする人の姿や顔写真、名前が映っている。マイクを手に持ったグレーのスーツを着た男性が、身ぶりを交えて話を続ける。

ナレーション: 今回のオンライン説明会でも、現地から参加した多くのインド工科大学の学生たちに自社について、積極的にアピールしていた。

グレーのスーツを着た男性・英語: まだインドに拠点はありませんが、複数のパートナーと協業しています。

映像説明: マイクを手に持つグレーのスーツを着た男性が、大型モニターに向かって話を続ける。

テロップ: インド工科大学ハイデラバード校出身 DG TAKANO サンスカール・ゴーダ さん

ナレーション: 学生たちに魅力を伝えていたのは、インド出身のゴーダさん。実は彼自身もインド工科大学の卒業生だ。

映像説明: 白い壁の前でグレーのスーツを着たゴーダさんがインタビューに答える。

ゴーダさん・英語: 世界の人々は日本から多くのことを学んでいます。 良質な製品の作り方など、日本式(にほんしき)のビジネスやプロ意識を経験すべきだと思いました。

映像説明: 高野社長がマイクを手に話をしている。 大型モニターの前に高野社長、ゴーダさん、マイクを持ったチェック柄のシャツを着た男性が座っている。高野社長とチェック柄のシャツを着た男性が大型モニターに向かって手を振っている。

ナレーション: 説明会を終えたあとも問い合わせは多く、人材獲得につながりそうだという。学生たちから選ばれる理由はどこにあるのか。

映像悦明: 壁に世界地図が貼られた室内。いすに座った高野社長とソファに座ったチェック柄のシャツを着た男性が笑いながら話をしている。

ナレーション: その一つが、キャリアアップの機会を多く提供していることだ。

映像悦明 ホールの中。紫のシャツを着た男性が席で立ち上がり、マイクを手に話をしている。周りに座っている大勢の人が耳を傾けている。 白いTシャツを着た男性が席で立ち上がり、マイクを手に身ぶりを交えて話をしている。(資料映像) DG TAKANOの社内。窓のそばの席で紺と白の柄(がら)のセーターを着た男性と高野社長がモニターに向かって話をしている。モニターには淡いピンクのシャツを着た女性が映っている。

ナレーション: 日本での就職を考える学生たちが持つ強い成長意欲を生かし、進みたいキャリアを積極的にバックアップしている。

映像説明: 白い壁の前でグレーのスーツを着たゴーダさんがインタビューに答える。

テロップ: インド工科大学ハイデラバード校出身 DG TAKANO サンスカール・ゴーダ さん

ゴーダさん・英語: 私も将来、会社経営者になるという目標があります。 会社も、その手助けをしてくれています。 インドへの展開が進み、拠点が設立される際には、 子会社の経営を任せてもらうチャンスがあると思うので楽しみです。

映像説明: DG TAKANOのオフィス。高野社長とゴーダさんを含む8人の人物が長机(ながづくえ)で、それぞれノートパソコンに向かっている。 白いTシャツを着た男性と淡い緑のTシャツを着た男性が、世界地図が貼られた壁の前で笑いながら両手でハイタッチをしている。ゴーダさんがハイタッチに加わる。ゴーダさんと長机(ながづくえ)でノートパソコンに向かっていた高野社長が片手でハイタッチをする。みんなで拍手をする。

ナレーション: こうした、従来の日本企業の考え方にとらわれない、社員の目標をサポートする環境作りこそが重要だと高野社長は話す。

映像説明: 食堂のプレートがあるドアの前で高野社長がインタビューに答える。

テロップ: DG TAKANO 高野 雅彰(たかの まさあき) 社長

高野社長: 常に新しいことで、難しいことで、成長させていってあげられるような、そういう課題というかね、そういう仕事を作ってあげられるかどうか。 それが無くなったら、多分、彼らはすぐに去っていくと思いますね。

映像説明: DG TAKANOのオフィス。フローリングが敷かれた部屋で、チェック柄のシャツを着た男性がいすから立ち上がり、拍手をする。長机(ながづくえ)に着いている5人ほどの人も拍手をする。

ナレーション: グローバルな展開に向け、インド人材への関心が高まる一方…、

映像説明: れんが造りの塀の前。街路樹のそばにたくさんの人が立っている映像を背景に、「日本の採用活動」と「インドの採用活動」の違いを説明する表が表示される。日本の採用活動は、学生が企業へ応募し、企業が定めたスケジュールで試験・面接するが、インドの採用活動は、企業が大学を訪問し、大学が定めたスケジュールで試験・面接、面接から内定までを1日で終える。

テロップ: 日本の採用活動 学生が企業へ応募 ↓ 企業が定めたスケジュールで試験・面接

テロップ: インドの採用活動 企業が大学を訪問 ↓ 大学が定めたスケジュールで試験・面接

テロップ: 内定まで1日

ナレーション: 日本との採用制度の違いから、戸惑う日本企業(にほんきぎょう)も少なくない。日本では、学生が応募した企業のスケジュールに従って進む採用活動が主流だが、インドでは、企業が採用活動をしたい大学を訪れ、大学が定めたスケジュールに従って、試験や面接を行うのが一般的だという。さらに、面接から内定までを、1日で終えるというスピード感も特徴だ。

映像説明: グレーの床の会場の中。中柱(なかばしら)を囲むようにいすが並べられている。通路の両側には白いブースが設けられ、大勢の人が集まっている。 「TOSHIBA」と書かれたロールアップバナーが立てられたブース。「JAPAN JOB FAIR」、「TOSHIBA WATER SOLUTIONS」と書かれた看板が掲げられている。白いジャケットを着た女性と紺のベストを着た男性が長机(ながづくえ)の奥に座っている。長机(ながづくえ)を挟んで並べられたいすに4人の人物が座っている。(資料映像)

ナレーション: そのため、事前の企業説明会や実際の業務を体験するインターンシップの活用が重要となる。

映像説明: 「Fukunaga Engineering Co., Ltd.(フクナガ エンジニアリング コー リミテッド)」と書かれた看板が掲げられたブース。8人の人物が長机(ながづくえ)を挟んで席に着き、モニターの映像を見ている。(資料映像)

ナレーション: こうした制度の違いから、思うように採用活動が進まない日本企業(にほんきぎょう)が多かった。

映像説明: イベント会場の写真。ダークグレーのスーツを着た男性が演台(えんだい)でマイクに向かって話をしている。白と紫のテーブルクロスが掛けられた長机(ながづくえ)に10人の人物が着席して前を見ている。 階段状のフロアの写真。いすとデスクが並べられ、たくさんの人が席に着いて前方に注目している。 前方の壁に大きなスクリーンが掛けられ、カラフルに色分けされた日本地図が映し出されている。白いワイシャツを着た男性がスクリーンを指さしている。階段状のフロア並べられた机といすに多くの人が着席し、スクリーンの方を見ている。(2019年JAPAN DAY)

ナレーション: そこでジェトロは、2018年からインド工科大学ハイデラバード校と提携し、学生向け企業説明会「JAPAN DAY」を開催してきた。

映像説明: 遠くまで広がる町並み。住宅や高層ビルがひしめいている。画面中央に「JAPAN DAY 2020」と書かれたロゴが表示される。 フローリングが敷かれた部屋。高野社長を含む8人ほどの人物が長机(ながづくえ)の周りに集まっている。 ゴーダさんが窓際の長机(ながづくえ)でノートパソコンに向かっている。 薄茶の壁の部屋の写真。長机(ながづくえ)で6人ほどの人物がノートパソコンを操作している。壁に掛けられた3枚のスクリーンに「JAPAN DAY 2020」のロゴが表示されている。

テロップ: 10月2日 JAPAN DAY 2020 主催:ジェトロ JICA(ジャイカ) インド工科大学ハイデラバード校

ナレーション: 今年は現地での開催が難しかったため、初めてオンラインで行われた。

映像説明: モニターの画面に20分割された枠が表示され、話をしている人の姿や顔写真、名前が映し出されている。 左上にオレンジの円と、本を左右に4ページ開いたような、オレンジから黄色(きいろ)のグラデ―ションのマークがある白い背景を背に、紺のポロシャツを着た男性が話をしている。(Zoomビデオ通話)

テロップ: インド工科大学 ハイデラバード校 片岡 広太郎 准教授

ナレーション: しかし、この環境の変化が日本企業(にほんきぎょう)の人材獲得の追い風になるのではないかと、インド工科大学で採用活動にも関わる片岡准教授は話す。

映像説明: 紺左上にオレンジのロゴマークがある白い背景を背に、のポロシャツを着た片岡准教授がインタビューに答える。(Zoomのビデオ通話) グレーの床の会場の中。ブースの中や通路にたくさんの人が集まっている。 大きなスクリーンが立てられたブース。パーティションに「jit」と書かれたロゴが描かれたポスターが何枚も貼られている。黒いジャケットを着た6人の人物がいすに座ってスクリーンを見ながら話をしている。ブースの中に立つ青い上着を着た男性が6人の人物の方にカメラを向けている。(資料映像) 左上にオレンジのロゴマークがある白い背景を背に、片岡准教授が話を続ける。(Zoomのビデオ通話)

片岡准教授: 今年の場合は、採用活動が、ほとんどすべてオンラインに切り替わっています。 スケジューリングの調整であるとか、採用にかかっていた費用が、実はオンライン化によってかなり下がる可能性があるので、 (インド工科大学での採用に)チャレンジしてくださる企業が少しでも(すこしでも)増えたらいいなと、いうふうに思っています。

映像説明: 街なか。街路樹が植えられた車道をバスやタクシーが走っている。道路沿いに鏡面ガラスで覆われた曲線的なデザインの高層ビルが建っている。

テロップ: 神奈川県 川崎市

ナレーション: そんななか、インド工科大学から学生を受け入れるため、準備を進めている企業がある。

映像説明: 銀色の壁に青い1本の線で二重の輪を書いたようなマークに「NTT AT(エヌティーティー エイティー)」と書かれたロゴが描かれている。

テロップ: NTTアドバンステクノロジ

ナレーション: NTTアドバンステクノロジ。

映像説明: オフィス。いすとデスクが並べられ、大勢の人がパソコンを前に座っている。 通路を挟んで背中合わせに座る 6人の人物がそれぞれの席でモニターを見つめている。

ナレーション: 通信技術やネットワーク周辺機器の開発など、NTTグループの先進技術を担うICT企業だ。

映像説明: マスクを着けた3人の人物が並んでデスクに向かっている。 えんじ色(いろ)に黄色(きいろ)のストライプが入ったネクタイをした男性がパソコンの画面を見ながらマウスを操作している。

ナレーション: 従業員数(じゅうぎょういんすう)は、およそ2,000人という大企業だが、実は去年まで外国人材の採用を全く行って(おこなって)いなかった。

映像説明: 7人の人物が、それぞれのデスクでパソコンに向かっている。 会議室。紺のスーツを着た男性を含む4人の人物が長机(ながづくえ)で話をしている。全員がマスクを着けている。

ナレーション: そこで、多様な考え方を取り入れ、新たなイノベーションを生み出そうと、海外での採用活動を開始。

映像説明: イベント会場の写真。紺に白のドット柄のネクタイをした男性が演台(えんだい)でマイクに向かって話をしている。右側の白い壁に「NTT Group Structure」と題されたスライドが表示されている。

テロップ: インド工科大学での採用活動

ナレーション: IT(アイティー)の技術力の高い人材を求め2019年に初めてインド工科大学ハイデラバード校を訪れた。

映像説明: 会議室。マスクを着け、紺のスーツを着た男性がうなずきながら話をしている。

テロップ: NTTアドバンステクノロジ 人事部 高橋 勝吾(たかはし しょうご) 担当課長

ナレーション: しかし、日本との制度の違いに戸惑ったと話すのは、人事を担当する高橋さん。

映像説明: 会議室。紺のスーツを着た高橋担当課長がインタビューに答える。

高橋担当課長: もうその場でどんどん決めていかなきゃいけないというスピード感であったり、 あとは、面談を予定した学生が、その直前の面談で採用が決まってしまうと、その学生が、もう、その面談に現れない。 そこは、あの、われわれとしても、そこまでは想定できていなかったので…。

映像説明: 会議室。紺のスーツを着た高橋担当課長が、斜め向かいに座るグレーの服を着た女性の話を聞いている。2人ともマスクを着けている。 水色のシャツを着た男性を含む5人の人物の集合写真。NTTアドバンステクノロジのロゴが描かれた壁の前で5人の人物が笑顔で握り拳を作っている。(写真提供 NTTアドバンステクノロジ)

ナレーション: 慣れないインドでの採用活動ではあったが、インターンシップを実施し、3名に内定を出すことができた。

映像説明: 大型モニターが設置された部屋。モニターに8分割された枠が表示され、淡いピンクのシャツを着た男性を含む9人ほどの人物が映っている。高橋担当課長を含む4人の人物が長机(ながづくえ)で画面を見ている。 高橋担当課長を含む3名の人物が、うなずきながら話に耳を傾けている。 大型モニターに映し出された10分割の画面に9人ほどの人物が映っている。

ナレーション: 当初は10月の入社を予定していたが、新型コロナウイルスの影響もあり、来年の4月まで延期となってしまった。

映像説明: 大型モニターに映し出された2分割の画面。右側の枠に白いシャツを着て話をする男性が、左側の枠には「Japanese Training」と題され、平仮名と英語で書かれた単語表が映し出されている。 茶色い花柄のクッションが置かれたいすのある部屋。水色のシャツを着た男性がデスクでノートパソコンに向かっている。 焦げ茶のテーブルがある部屋。グレーのブラウスを着た女性がノートパソコンを操作している。 大型モニターが設置された部屋。画面に水色に黒の柄(がら)が入ったブラウスを着て話をする女性と白いシャツを着て話をする男性が交互に映し出されている。長机(ながづくえ)で高橋担当課長を含む3名の人物が大型モニターを見つめている。

ナレーション: そこで、来日までの期間、現地の企業と連携して、オンラインを活用した研修を実施。その内容はプログラミングから日本語の習得まで、多岐にわたっている。

大型モニターに映し出された白いシャツを着た男性: 一匹、猫が、います。

映像説明: 大型モニターに映し出された25分割の画面に15人の人物が映っている。長机(ながづくえ)で、高橋担当課長を3人の人物が画面を見ている。 大型モニターに映し出された2分割の画面。左側に「Japanese Language Training」と題された表が、右側の小さな枠に淡いピンクのシャツを着て話をする男性が映っている。

ナレーション: 現在も週に1度、内定者全員とオンラインでミーティングを行い、研修成果を発表してもらっている。

映像説明: 「Japanese Training」と題された表。おじぎをする女性や料理を囲んで乾杯をする4人の人物のイラストが描かれている。箸が立てられたご飯のイラストに赤い円で囲まれた斜線のマークが重ねて表示されている。画面右上の枠に淡いピンクのシャツを着て話をする男性が映っている。

淡いピンクのシャツを着た男性: 日本の文化についても、たくさん習いました。 おじぎ、相づち、報・連・相(ほう れん そう)、飲み会、お箸の使い方、名刺交換のような 文化について、たくさん話し合いました。

映像説明: 大型モニターに映し出された画面。淡いピンクのシャツを着た男性が笑顔で話をしている。

ナレーション: 研修を受けている学生も、日本での就職に向け、期待が高まっているという。

映像説明: 淡いピンクのシャツを着た男性がインタビューに答える。(Zoomのビデオ通話) 茶色い花柄のクッションが置かれたいすのある部屋。水色のシャツを着た男性がデスクでノートパソコンに向かっている。 水色のシャツを着た男性がノートパソコンに向かい、キーボードを操作している。 淡いピンクのシャツを着た男性が話を続ける。(Zoomのビデオ通話)

テロップ: NTTアドバンステクノロジ 内定者

NTTアドバンステクノロジ 内定者・英語: 挑戦ができる環境、より学びが多い環境に身を置きたかったです。 そういう意味で日本が最適だと思いました。 いつか製品を開発して、チームを率いていきたいです。

映像説明: 大型モニターが設置された部屋。2分割された画面の左側に「FRIDAY PRESENTATION TOPICS(フライデー プレゼンテーション トピックス)」と題され、日本語と英語の文が書かれたスライドが表示されている。右側の小さな枠にはロングヘアの女性が映っている。大型モニターの前に高橋担当課長が座り、画面を見ている。 大型モニターが設置された部屋。画面に赤い着物を着ておじぎをする舞子の写真と、「ご清聴ありがとうございました」、「Thank you for your time and attention(サンキュー フォー ユア タイム アンド アテンション)」という文字が表示されている。高橋担当課長を含む3人の人物が画面の方を見ている。 高橋担当課長が大型モニターの画面に目を向けている。 高橋担当課長を含む5人の人物が大型モニターに向かっておじぎをし、拍手をする。

ナレーション: 今後は配属予定の部署とも連携し、より実践的な研修に入っていく。初めての外国人材の採用で、まだ試行錯誤の段階だが、これからもグローバル化を進め、さらなる企業の成長につなげていきたいという。

映像説明: 大型モニターの前で高橋担当課長がインタビューに答える。 高橋担当課長が大型モニターに映し出された2分割の画面を見ている。左側に「FRIDAY PRESENTATION TOPICS(フライデー プレゼンテーション トピックス)」と題されたスライドがあり、右側の小さな枠に髪の長い女性が映っている。 大型モニターに映し出された25分割の枠に映し出されている20人ほどの人物に向かって、高橋担当課長を含む5人の人物が手を振っている。 大型モニターの前で高橋担当課長が話を続ける。

NTTアドバンステクノロジ 人事部 高橋 勝吾(たかはし しょうご) 担当課長

高橋担当課長: あの、日本(にほん)の文化も含めて、えーと、あそこまで理解をしていただいて、あの、われわれ、本当にみんな驚いている状態だと思っています。 われわれのほうでも、まだまだ受け入れの準備が整っていないところ、かなりありますので、 こちらも準備をどんどんと進めて、あの、4月を迎えたいと考えています。

スタジオの八木(やぎ)キャスター: 従来の日本企業(にほんきぎょう)の慣習にとらわれず、優秀な人材がステップアップできる環境作りが鍵になりそうですね。今後、日本企業(にほんきぎょう)が多様な人材と力を合わせて、グローバルに展開していくことを期待したいです。

映像説明: 八木(やぎ)キャスターがおじぎをする。

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