中国最大規模の高齢者関連展示会「CHINA AID 2023」にジャパン・パビリオンを出展 介護・福祉分野で日本企業による中国市場展開を支援（5月30日-6月1日）

2023年05月22日

ジェトロは、5月30日から中国・上海市で開催される中国最大規模の高齢者関連展示会「CHINA AID 2023」にジャパン・パビリオンを設置し、日本企業33社が出展いたします。本出展を通じて、介護サービスや福祉用具・介護用品分野の日本企業による中国でのビジネス展開を支援します。
ジェトロでは、高齢者分野における両国企業間での連携を促進するため、2013年から中国の地方都市での「日中高齢者産業交流会」等の商談会の開催を通じて、ビジネスマッチングを行っています。
　今回、新たな試みとして「CHINA AID 2023」に高齢者の居住空間をイメージしたブースデザインによるジャパン・パビリオンを設け、「日本式介護」を支える多様なサービスや福祉用具・介護用品を来場者の方々に体験頂きます。日本企業の製品・サービスの認知度向上や普及を通じて中国の高齢者の生活のQOL向上に繋げるとともに、日本企業の中国でのビジネス展開を支援します。
　また、ジェトロが運営する「ChinaJapanStreet（JETRO日本商務館）」（後掲）に特集ページを設け、過去の「日中高齢者産業交流会」への参加企業や今回来場する中国企業をオンライン上にも誘導して、イベント期間に捉われずに常時、ビジネスマッチングを組成するプラットフォームを提供します。
　中国における2022年末時点の65歳以上の高齢者人口は2億978万人、総人口に占める割合は14.9％に達しており、今後も急速な高齢化の進行が見込まれ、大きな社会課題となっています。それに伴い、高齢者向けの製品・サービス市場は急拡大しており、中国の現地企業からは世界有数の高齢化社会である日本の企業との連携を求める広範なニーズが存在しています。

※前回の開催状況（2021年開催、2022年はコロナ禍の影響により中止）

ChinaJapanStreet（JETRO日本商務館）はジェトロが運営する一般公開制のBtoBのマッチングサイト。 中国で広く利用されるメッセージチャットツールであるWeChat(微信)にあるミニプログラムを活用し、中国企業からの引き合いに対して日本企業との商談をアレンジします。その他にジェトロ主催のイベント紹介も随時発信しています。

参考資料

1. CHINA AIDジャパン・パビリオン参加企業一覧(380KB)
2. ChinaJapanStreet（JETRO日本商務館）概要(1.5MB)