「日本開運魚」がアフターコロナの香港市場を盛り上げる ―ホタテ、ブリ(ハマチ)、タイの日本産3魚種のプロモーションを積極展開―

2020年06月29日

日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO/センター長:小林栄三/伊藤忠商事株式会社前会長・現名誉理事)は、新型コロナウイルスの影響から回復に向かいつつある香港でホタテ、ブリ(ハマチ)、タイの消費拡大を目的とする大規模なプロモーションを、7月から来年2月まで展開します。

JFOODOは、縁起を重んじる中秋節や春節の時期に魚を食べる習慣がある香港で日本産ホタテ、ブリ(ハマチ)、タイをそれぞれ“順風満帆" “立身出世" “長寿富貴"の幸運をもたらす「日本開運魚」として積極的にプロモーションしています。7月からは、広告・広報展開に加え、現地外食・小売店約300店舗で日本開運魚POPツール掲出による訴求を行います。また、9~10月の中秋節前後と来年1~2月の春節前後には大規模な屋外広告や著名人を起用した情報発信も行う計画です。なお、6月には、アフターコロナの回復基調の中、いち早く香港の大手寿司チェーンでキャンペーンを現地26店舗で実施、オリジナルの開運魚キャラクター「開運福将」を描いた開運箸プレゼントは、来店者から好評を博しました。さらに7月には、同チェーンの持ち帰り寿司専門店(約50店舗)でも実施します。

香港でのプロモーションについて、日本の輸出事業者からは「JFOODOのプロモーションを活用して香港へ初輸出でき、初回からコンテナ単位での取引ができた。今年度も活用してさらなる輸出増につなげたい」という期待の声も寄せられています。JFOODOは今後も、香港でのさまざまなプロモーションを通し、日本産水産物への理解浸透を図り、輸出を後押しします。なお、台湾でも8月以降、日本開運魚のプロモーション展開を開始します。

香港プロモーション内容

世界的に猛威をふるう新型コロナウイルス(COVID-19)により、香港でも外食店の来店人数の制限など各種行動制限が設けられ、香港の外食店の売り上げが減少するなどの影響がありました。しかし、4月下旬から新型コロナウイルスの市中での新規感染者ゼロが続くなどで早くも収束の兆しが表れ、5月からは寿司チェーン店で入店待ちの様子がSNSで話題になるなど、香港市場はアフターコロナの回復に向かっています。

1.コロナからの回復基調、いち早く香港・大手寿司チェーンでキャンペーンを実施(6月18~21日に実施)

6月中旬の父の日から寿司の日にかけて、3魚種の特別メニューを召し上がった方に、JFOODOが開発した開運魚キャラクター「開運福将」が描かれた開運箸をプレゼントするキャンペーンを26店舗で実施し、店舗全体の売上の前年同期(父の日の週末)比での大幅増に貢献しました。

2.アフターコロナ施策始動、日本開運魚が香港市場を鼓舞(7月から実施)

7月からの広告・広報にあわせ、約300店舗でJFOODOの日本開運魚POPツールを使い現地外食・小売店を盛り上げます。特に、9~10月の中秋節前後と1~2月の春節前後には大規模な屋外広告や著名人を起用した情報発信を行います。

日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)海外プロモーション事業課
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