お知らせ・記者発表
J-StarX AI Medicalコース Phase2 採択企業 4社決定のお知らせ ―米国Mayo Clinic Platform_Accelerateと連携し、現地医療データを活用したプロダクト開発をサポート―
2026年03月02日
ジェトロは、米国 Mayo Clinic Platform と連携して実施する 「J-StarX AI Medicalコース」において、2026年2月開始の医療データ活用プログラム(Phase2) の参加スタートアップ4社を採択しましたのでお知らせいたします。
本プログラムは経済産業省の協力のもと、米国を代表する医療機関であるMayo Clinic内のイノベーションアクセラレータープログラム「Mayo Clinic Platform_Accelerate」と連携し、AI活用型を含むデジタルヘルススタートアップの米国進出を支援するアクセラレーションプログラムです。
2025年9月より約10週間実施した基礎プログラム(Phase1)では、米国ヘルスケア分野に特化したベンチャーキャピタルであるKicker Venturesの協力のもと、採択スタートアップ12社に対し米国ヘルスケア市場への参入に向けた知識の習得と戦略策定支援、Mayo Clinicミネソタキャンパスへの訪問を通じた現地でのコネクション形成支援等を行いました。
医療データ活用プログラム(Phase2)では、AI 搭載ヘルスケアプロダクトを持つスタートアップ4社がMayo Clinic Platform の大規模医療データにアクセスし、AIモデルの検証・改善、エビデンス構築等、米国展開に向けたプロダクト強化を進めます。
2025年度 Phase2 採択企業
- 株式会社テンクー

- Xcooはがんゲノム医療における診断・治療選択・解釈支援として、AI を活用した 「Chrovis(クロビス)」 を医療機関向けに提供し、臨床の現場に貢献しています。今後、米国展開も視野に事業開発を進めます。
- 株式会社ネオキュア

- Neocure は、AI により 未熟児網膜症(ROP)による年間3万人の小児失明を防ぐことを目指すスタートアップです。ROPは治療可能な疾患である一方、タイムリーに発見することが困難という課題があります。同社は新生児のバイタルデータを解析してROP発症リスクを判定し、失明を防ぎます。
- プレシジョンイメージング株式会社
- Precision Imaging は、人工関節手術を安全に行うための位置情報解析システムを提供。独自の画像解析技術でX線から骨盤3D形状を構築し、人工股関節手術のカップ設置をリアルタイムかつ高精度に支援するナビゲーションシステムを開発しています。
- YOBO Health, Inc.

- YOBO Health は、AI を用いて心不全患者の再入院リスクを予測し、適切な介入・フォローアップを支援するプラットフォームを開発しています。
プログラム概要
米国最大の患者データ・ネットワーク等を有するメイヨー・クリニック・グループと連携し、AIを含むデジタルヘルス分野を支援する2段階構成のアクセラレーション・プログラム。
- Phase 1:基礎プログラム(2025年9月〜12月頃)
- 米国市場進出に向けたマインドセットの醸成と戦略策定力の強化を目的とした、講義・ワークショップ・メンタリング中心のオンラインプログラム。最終週にはミネソタ州のメイヨー・クリニックキャンパスを訪問し、現地理解を深め、KOLとのマッチングを行います。
- Phase 2:医療データ活用プログラム(2026年2月〜9月頃)
- AI搭載のデバイスや製品を有する最大4社のヘルステックスタートアップが、メイヨー・クリニック・プラットフォームの医療データプラットフォームに30週間アクセス可能。数百万人分の匿名化された医療データを活用し、AIモデルの検証・改善、エビデンス構築、米国市場進出を支援します。
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イノベーション部 スタートアップ課 (担当:畑﨑、近藤)
E-mail: su-support@jetro.go.jp




