米著名アクセラレーター「Alchemist」によるアクセラレーター「Alchemist Japan」の第2回プログラムの募集が開始－第1回に引き続き国内外のB2Bスタートアップに出資―

2025年05月12日

ジェトロは、内閣府・経済産業省及び東京都と協力して、B2B分野に特化したシードアクセラレーターであるAlchemist Accelerator LLC（本社：米国）によるエクイティ方式（出資付き）のスタートアップ・アクセラレーションプログラム「Alchemist Japan」を開始することになりました。この度、第2回プログラムの募集を開始し、2025年10月から約3か月間のアクセラレーションプログラムを実施します。

「Alchemist Japan」第2回プログラム実施に係るポイントは以下3点です。

Alchemistは、B2Bに特化したシードステージのスタートアップを支援するアクセラレーターとして、これまでに750社以上の企業に投資し、70社以上のEXIT企業を輩出しています。

Alchemistプログラムを卒業した企業はシリーズAの資金調達においてAndreessen HorowitzやKhosla Venturesなど著名VCにより投資を受けることでも有名です。

「Alchemist Japan」プログラムでは、日本発で世界を目指す日系スタートアップおよび世界各国のB2B分野のスタートアップを対象として、９～12社のシード期スタートアップを選抜、Alchemist Accelerator Fundから出資した上で約3か月間のアクセラレーションプログラムを実施します。第1回プログラムでは、Alchemistが日本に進出して初となる「デモデー」を12月19日に実施し、全9社の採択スタートアップが国内外の投資家約150名に対してプログラム期間中の成果およびグローバルマーケット進出の展望をアピールしました。

ジェトロは、内閣府、経済産業省及び東京都と共に、アクセラレーションプログラムを実施するグローバルなアクセラレーター誘致に向けた取組を推進してきました。「Alchemist Japan」プログラムの開催は、内閣府が策定した「世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略」、東京都が策定した「Global Innovation with STARTUPS」において謳われている海外VC・アクセラレーターの誘致に応えるものです。

「Alchemist Japan」の第2回プログラムの募集要項は以下の通り。6月20日（金曜）に、キックオフイベントを開催し、「Alchemist Japan」の概要紹介に加え、パネルディスカッション、Q&Aセッション、起業家・投資家・パートナーとのネットワーキングなどを実施予定。