令和4年度補正予算「輸出事業者サポート強化事業(分野・テーマ別海外販路開拓支援の強化)」の募集(農林水産・食品分野)

※募集は終了しました。

2023年02月01日

※本公募は、令和4年度補正予算に基づいて実施する令和4年度から令和5年度までの事業に係るものです。農林水産省と財務省との繰越協議の結果に応じて、事業内容及び予算額等の変更があり得ることに御留意願います。

事業の趣旨・目的

農林水産物・食品の輸出額5兆円目標の実現のため、輸出拡大実行戦略に掲げる輸出重点品目以外の品目を対象に事業実施者が集中実施するPR活動や販売促進活動を支援する。なお、「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」(令和2年12月15日付け農林水産業・地域の活力創造本部決定。以下「輸出拡大実行戦略」という。)に掲げる輸出重点品目の支援は、品目団体輸出力強化緊急支援事業において行う。

事業の概要

輸出拡大実行戦略に掲げる輸出重点品目以外の対象品目で、輸出支援プラットフォームが設置されている又は設置することが見込まれる米国、タイ、シンガポール、EU(EU 域内の国を含む。)、ベトナム、香港、オーストラリア、中国、台湾、マレーシア、UAE又は英国を対象国とし、早期に輸出拡大が期待される分野・テーマについて、マーケットインの発想の下、新規性や先進性を重視した事業実施者が集中実施するPR活動や販売促進活動を支援する。
※単一都道府県における単一品目に係るものを除く(品目が複数あれば単一産地であっても対象になります。)。ただし、輸出事業計画の認定規程(令和2年4月1日付け農林水産大臣決定)に基づく認定を受けた輸出事業計画に基づきPR活動・販売促進活動等を行う場合又は輸出解禁国・地域(解禁後おおむね3年以内)において販路開拓を行う場合はこの限りではない。

  1. 分野・テーマ別のPR活動
    事業実施者は、日本産品の認知度やブランド力の向上を通じた海外需要の獲得に向けて、セミナーの開催・展示会への参加や海外の食品マーケットの専門家(以下「専門家」という。)の活用等による日本食・食文化の普及と一体となった産品のPR、生産や加工段階における高度な品質管理等に裏打ちされた産品の安全性や品質の高さに関するPR、ヴィーガンやベジタリアン等の海外での新たな需要創出が期待できる取組のPRを、(2)の分野・テーマ別の販売促進活動と連携させつつ、成約額や輸出増加額等の具体的な成果を見込んだ上で実施する。また、品目横断的なPR等を実施する。

    (PR活動の例)
    セミナーの開催、展示会への参加、インフルエンサーを活用したPR、商品パッケージデザインを変更した試作品を駆使したPR、専門家を活用したレシピ開発を含めた飲食店等でのPRイベント、海外バイヤーやレストラン関係者等の産地・産品の紹介を目的とした招へい等

  2. 分野・テーマ別の販売促進活動
    事業実施者は、輸出産品の新たな販路開拓を行うための販売促進活動を、成約額や輸出増加額等の具体的成果を見込んだ上で実施する。

    (販売促進活動の例)
    海外で開催される見本市への出展、ECサイトの構築、国内外でのバイヤー等との商談会の開催、国内での商談を目的とした海外バイヤー等の招へい等

応募方法

1.応募方法

「輸出事業者サポート強化事業(分野・テーマ別海外販路開拓支援の強化)実施要領」(以下「実施要領」という。)に基づき、「2.実施要領及び応募(提出)の方法」をご確認の上、「2.(2)応募(提出)書類」の(A)をダウンロードして作成し、「3.応募締切」までに「4.提出先」にご提出ください。

2.実施要領及び応募(提出)の方法

(1)
実施要領PDFファイル (343KB)
  1. (ア) 以下の申請条件を必ずご確認ください。
    対象国・地域 米国、タイ、シンガポール、EU(EU域内の国を含む。)、ベトナム、香港、オーストラリア、中国、台湾、マレーシア、UAE、英国
    対象品目 輸出重点品目以外の品目
    補助の上限額 1千万円以下(自己負担額は除く)

    なお、イチゴ、メロン、スイカは野菜(輸出重点品目)です。また輸出重点品目上の「たい」は「タイ科」のもののみが該当するため、「キンメダイ科」である金目鯛は輸出重点品目に該当しません。このような間違いやすい品目もありますので、申請を検討している品目が対象品目となるか早めに担当部課までお問合せください。

  2. (イ) 以下を新規性・先進性のある案件として優先します。
    1. 過去に分野・テーマ別補助事業で採択されていない新規の事業実施者
    2. 過去に同事業で採択されていない新規の品目(採択された品目一覧PDFファイル (154KB)
    3. 新規性や先進性のある事業内容
(2)
応募(提出)書類 
  1. (A)様式第1号、別添1及び2:
    申請及び報告書等書式フォームエクセルファイル(758KB)/記入例: 申請及び報告書等書式フォーム PDFファイル (908KB)

    ※申請品目名は個別具体的に記載してください。
    悪い例:果物、鮮魚
    良い例:梨、カツオ
    ※各様式号に添付資料が必要な号があります。
    ※必要書類また必要に応じ関係資料も添付してください。

  2. (B)営業経歴(沿革)又は定款及び直近3か年分の決算(事業)報告書並びにその他に応じ財務状況に関する資料
(3)
印刷書類及び電子媒体の提出方法及び提出部数
以下の通り印刷書類・データを提出ください。
  1. 印刷書類 実施計画書及び交付申請書(様式第1号(別添1及び2))及び(2)(A)の添付資料、(2)(B)の資料
    正本1部、副本10部 原則A4両面印刷の上1部ずつ綴じて提出してください。
    (製本テープ等による製本は不要)
  2. データ 様式第1号(別添1及び2)はエクセル形式。添付資料及び(2)(B)の資料はPDF形式等にて、afg_project@jetro.go.jp にメールで送付ください。
    ※ご提出いただいた応募書類は返却いたしません。
(4)
参考資料等

3.応募締切

2023年2月21日(火曜)12時00分必着(印刷書類及び電子媒体)

4.提出先

〒107-6006東京都港区赤坂1丁目12—32 アーク森ビル
独立行政法人日本貿易振興機構 農林水産・食品部 分野・テーマ別デスク
E-mail:afg_project@jetro.go.jp

5.審査方法及び選定結果について

実施要領に基づき公募選考会で審査を行います。

  1. 書類審査:事業概要の審査を書類にて実施
  2. 公募選考会:外部有識者を含めた委員会にて実施
  3. 選定結果:選定結果通知書を2023年3月中旬送付予定

※不採択となった理由を含め、審査の経過等についての開示は行いません(審査結果に関するお問い合わせには応じかねます。)。
※採択の場合、申請金額が全額認められない場合があります。

注意事項

以下の注意事項に留意して応募(提出)してください。

  • 成果目標には、具体的な輸出成約額がわかる定量目標を必ず設定してください。その際、補助申請額を上回る成果目標額を設定願います。
  • 本事業で採択された事業実施者は、採択後にGFP(※)への会員登録を要件とします(民間団体が事業実施者の場合、関係する会員企業の登録による対応で可とします。以下URLから参加登録できます。)。

※GFP(Global Farmers / Fishermen / Foresters / Food Manufacturers Project)とは、農林水産省が推進する日本の農林水産物の輸出プロジェクトであり、個々のプレイヤーがビジネスパートナーを見つけることができるコミュニティサービスです。

その他

  • やむを得ない事情があり、採択後に交付決定前の事業着手を希望する活動については、様式第1号-別添1の「4.事業内容」で、その活動内容と理由を明記してください。
  • 審査の過程において、資料の追加等を求める場合があります。本ページに記載のない事項については、実施要領によるものとします。
  • この公募の選定過程で知り得た個人情報は、選定および契約手続きのために内部情報として使用し、この目的以外での使用は一切いたしません。

ジェトロ農林水産・食品部 分野・テーマ別デスク(担当:國京)
Tel:03-3582-5019 ※9時30分~17時00分(土日、祝日を除く)
E-mail:afg_project@jetro.go.jp