お知らせ日本水素フォーラム(JH2F)へ3社新規加入のお知らせ

2022年6月30日
日本水素フォーラム

日本水素フォーラム (JH2F) は、2021年12月13日の設立以降、株式会社三井住友銀行、株式会社国際協力銀行(JBIC)、およびINPEX Americas, Inc.の3社について、新規加入を承認したことをお知らせします。JH2Fは、米国において水素に関する事業を現在行っている、又は米国において具体的な水素関連事業の計画を持つ日本企業、および日系企業の加入を随時募集しています。

日本水素フォーラムについて

日本水素フォーラムは、米国の脱炭素化の目標に貢献するため、米国において水素に関する事業を営む15社により設立されました。日本水素フォーラムのチェアパーソンは、トヨタモーターノースアメリカのシニア・エグゼクティブ・エンジニアの横尾将士がつとめています。現在、水素製造、陸上輸送、港湾脱炭素化、発電、金融の5つのコミッティを立ち上げて活動を行っています。また、日本政府、政府機関(ジェトロ、NEDO、JOGMEC、NEXI)などが活動を支援しています。

新規参加企業のご紹介(加入順)

株式会社三井住友銀行

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2022年3月23日に開催された日本水素フォーラムのステアリングコミッティにおいて、株式会社三井住友銀行の加入が正式に承認されました。同社は今後、金融コミッティに参加することになります。新たな企業の加入は、昨年12月13日に日本水素フォーラムが設立されてから、初めてとなります。

株式会社三井住友銀行について
三井住友銀行は、国内外有数の営業基盤、 戦略実行のスピード、さらには有力グルー プ会社群による金融サービス提供力に強み を持っています。三井住友フィナンシャル グループの下、他のグループ各社と一体と なって、お客さまに質の高い複合金融サー ビスを提供しています。
近年サステナビリティへの取組を強化し、世界が直面している気候変動を含む環境・社会課題への対応に全力で取り組み、また、お客さまの取組やイノベーション技術への支援を一層拡大することで、サステナビリティの実現に貢献しております。
特に、次世代エネルギーである水素に注目しており、水素事業へのプロジェクトファイナンスや水素事業を検討する事業コンソーシアムへの参画等、ファイナンス支援に留まらず、国内外のお客さまの水素社会の実現に向けた取組をサポートしています。

株式会社国際協力銀行(JBIC)

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4月27日に開催された日本水素フォーラムのステアリングコミッティにおいて、株式会社国際協力銀行 (JBIC) の加入が正式に承認されました。同社は今後、金融コミッティに参加することになります。

株式会社国際協力銀行 (JBIC)について
株式会社国際協力銀行(JBIC)は、日本の対外経済政策の遂行を担う政策金融機関です 。JBICは、パリ協定の国際的な実施に向け、2030年までの自らのGHG排出量ネットゼロの達成、2050年までの投融資ポートフォリオのGHG排出量ネットゼロの達成を追求していきます。2021年6月に公表した第4期中期経営計画において、「脱炭素社会の実現に向けたエネルギー変革への対応」に取り組んでいくこと、また2021年10月にCOP26に先立ち公表したESGポリシーにおいて気候変動関連ファイナンスを強化していくこと等を掲げています。JBIC は今後も日本の政策 金融機関として、気候変動問題に関する取り組みを金融面から積極的に支援していきます。

INPEX Americas, Inc.

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5月25日に開催された日本水素フォーラムのステアリングコミッティにおいて、INPEX Americas, Inc.の加入が正式に承認されました。同社は今後、水素製造・港湾脱炭素化・発電コミッティに参加することになります。

INPEX Americas, Inc.について
株式会社INPEXの子会社として、テキサス州のイーグルフォードタイトオイル生産開発事業にオペレーターとして参入し、原油・ガスを生産・販売している他、米領メキシコ湾での油田の開発・生産事業やメキシコ領メキシコ湾の鉱区での探鉱活動を実施しています。また、本年2月に発表したINPEX Vision@2022を実現するために、水素の生産から販売に至るバリューチェーン事業をここ米国でも展開することを目指しています。

このプレスリリースへのお問合せ:

日本水素フォーラム事務局(ジェトロ・ロサンゼルス事務所内)佐伯 徳彦
Tel:+1-213-223-9310
E-mail:norihiko_saekiatmarkjetro.go.jp