お知らせ愛知の「匠」を世界へ、愛知県は過去最高、全国2位の17社が採択！ 伝統工芸品の海外販路拡大プロジェクト 「TAKUMI NEXT 2024」が始動

ジェトロ本部は8月23日、日本各地の魅力ある工芸品、伝統工芸品、日用品等の輸出を支援するプログラム「TAKUMI NEXT 2024」にて、次世代のものづくりを担う「匠」企業として、海外バイヤー目線で選ばれた、34都府県全国190社を採択したと発表しました。 ※「TAKUMI NEXT 2024」プログラム概要はジェトロ本部記者発表をご覧ください。

愛知県企業の採択社数は過去最高の17社で、東京都に次いで全国2番目の多さとなりました。
※過去の採択実績： 2020年度4社、2021年度5社、2022年度3社、2023年14社（全国3位）

海外バイヤー目線で選ばれた県内採択企業17社は、陶磁器6社が最も多く、次いでファッション小物4社、食器2社、玩具2社となっています。特徴的な点として、伝統工芸品だけではなく、あいちの地場産業でのものづくりDNAを生かして開発された「匠」製品に対しても関心が寄せられている点です。愛知県では、多彩な分野で高品質なものづくりが行われていますが、共通しているのは、「真摯なものづくり」。時代を超えてその精神は受け継がれ、伝統的ながらも新しい商材が海外バイヤーの心も掴んでいます。

今後、当プログラムでは、ジェトロが連携する海外バイヤーとのオンライン商談のほか、1.2万人のフォロワーを抱えるTAKUMI NEX公式インスタグラム 「Essence of Japan」で海外向けプロモーションを実施するとともに、スウェーデンFormex、米NY NOWなどの海外展示会を通じて、海外バイヤーにPRします。

ジェトロ名古屋は、オンラインカタログサイト「Japan Street」を通じた、海外バイヤーとのオンライン商談を随時実施するほか、 「新輸出大国コンソーシアム」専門家（パートナー）による海外展開ハンズオン支援等も通じて、今後も伝統工芸品に限らず、海外への県内産品の魅力発信ならびに販路拡大に取り組んでまいります。