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見本市レポート 香港インターナショナル・ダイヤモンド・ジェム・パール・ショー2015

アジア最大級の宝飾品素材見本市

ジェトロ参加報告

香港
2015年3月2日(月曜)~2015年3月6日(金曜)

香港インターナショナル・ダイヤモンド・ジェム・パール・ショー2015

アジア最大級の宝飾素材見本市「香港インターナショナル・ダイヤモンド・ジェム・パール・ショー2015(以下HKIDGPS2015)」が本年3月、香港で開催された。

世界最大級の宝飾見本市における素材分野専門展

本見本市は、開催2回目となる宝飾素材専門の見本市であるが、元々は長い歴史を持つ。その前身は、今年で32回目の開催となる世界三大宝飾見本市の一つである「香港インターナショナル・ジュエリー・ショー(以下、HKIJS)」であるが、昨年2014年より出展ニーズの高まりを受け、完成品展をHKIJS、素材品展をHKIDGPSとして会場を分けて開催されるようになった。
香港は、香港貿易発展局(HKTDC)によれば、世界四大宝飾見本市のうち二つが開催される、世界の宝飾品の集積地である。その理由として、香港は関税が0パーセントの自由貿易港であること、巨大市場である中国と隣接する立地上の強みがあることが挙げられる。こうした強みが評価され、本見本市には38カ国・地域1,875社・団体が出展し、世界各地からバイヤーなど29,396人が来場した。なお、HKIJSとHKIDGPSの両見本市を合わせると、52カ国・地域から4,366社・団体が出展(昨年度比510社増)、141カ国・地域より76,000人以上(昨年度比約200人増)の来場者を迎え、昨年度を上回る盛況ぶりとなった。

引き続き注目を集めるジャパン・パール、中国バイヤーの成熟を感じる声も

ジェトロは、前身のHKIJSから数えると2010年から6年連続で本見本市に参加し、今回は1,635平方メートルのスペースに計100社が出展する本見本市最大級のパビリオンを組織した。世界でも有数の品質管理技術と加工技術を持つジャパン・パールは、例年バイヤーからの人気が高く、各国パビリオンの中で最も賑わいを見せていた。その結果、5日間の商談件数は12,250件(前回比13%増)、うち成約(見込み含む)は8,420件(前回比7%増)となり、真珠素材の海外販路開拓を目指す日本企業にとって、有益な商談の場となった。また、日本では比較的人気の低い色目である金色(黄色)の真珠が、特に中国本土からの来場者から非常に高い人気を博していたことなど、初出展の企業からは、国内との需要の違いに驚く声が多く聞かれるとともに、有益な情報収集の場ともなった。
一方、本見本市に長年出展している企業からは、金色の真珠は、これまでは高価格でも大量に買い付けるバイヤーが多かったが、今年は品物を吟味し、品質と価格の両方の要求を満たしたケースのみが商談が成約しており、年々バイヤーの目が肥えてきているように感じるといった、バイヤーの質の変化を指摘する声があった。
多くの出展者は今回の出品をきっかけに、中国市場への大きな足がかりや、今後に向けた自社の課題を把握するなど成果を得ることができたようだ。次回は2016年3月上旬に開催を予定。

会場風景

(旧海外見本市課 三木貴博)

見本市データ
見本市名 香港インターナショナル・ダイヤモンド・ジェム・パール・ショー2015
Hong Kong International Diamond, Gem & Pearl Show 2015
開催期間 2015年3月2日(月曜)~2015年3月6日(金曜)
初回開催年/開催頻度 2014年/年1回
開催場所 アジア・ワールド・エキスポ
出展商品内容 宝飾品素材全般
出展者数 1,875企業・団体 (38カ国・地域)
来場者数 29,396人 (128カ国・地域)
入場料 100香港ドル(ビジネス客限定)
事務局連絡先

香港貿易発展局大阪事務所
住所:大阪市中央区安土町2-3-13大阪国際ビルディング10階
TEL:06-4705-7030
FAX:06-4705-7015
E-mail:osaka.office@hktdc.org

主催者 香港貿易発展局(HKTDC)