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海外有望企業情報VULCAN SOCIAL ENTERPRISE
2026年4月1日時点
- 業種
- 製造業
- 技術
- ヘルステック
- 国・地域
- ベトナム
- 設立年
- 2018年
Vulcan Social Enterprise Company Limitedは、「Vulcan Augmetics」ブランドで事業を展開するベトナムの医療技術企業である。人の動きを計測・解析するウェアラブルセンサー、リハビリテーションソフトウェア、支援機器技術および動作解析技術を開発している。設立以来、同社はバイオメカニクス、筋電図(EMG)、ウェアラブルセンサー開発、信号処理、医療機器製造および臨床現場への導入に関する専門性を蓄積してきた。現在は、共通の技術基盤を活用した二つの事業プラットフォームを展開している。(1)上肢義肢・制御プラットフォーム: 筋電義手、装着型EMGセンサー、義肢制御システム、モバイルアプリおよび制御ソフトウェアを開発・提供している。同システムは、利用者の筋信号を検出・解析し、対応する義肢装具を操作するための指令に変換する。また、義肢装具士やリハビリテーション専門職が、利用者一人ひとりの状態やニーズに合わせて機器の設定・調整を行うことを支援する。同社の強みは義手本体だけでなく、人の運動意図を読み取り、利用者と支援機器をつなぐセンサーおよび制御技術にある。(2)筋骨格系(MSK)リハビリテーション・回復モニタリングプラットフォーム: 同社は、ウェアラブルセンシングおよび動作解析技術を筋骨格系リハビリテーション分野に展開している。同プラットフォームは、表面筋電、動作センサー、患者向けソフトウェア、医療従事者向けツールおよびクラウド解析システムを組み合わせ、筋活動、身体動作、関節運動、運動実施状況および回復経過を客観的に測定・可視化する。用途に応じて、光電式容積脈波(PPG)や皮膚温度などの生体情報センサーを組み込むことも可能である。
初期の対象領域には、整形外科手術後の回復、前十字靱帯再建術、人工膝関節置換術、腱板修復術、人工股関節置換術、脊椎リハビリテーション、スポーツ外傷後のリハビリテーション、医療機関内での機能評価および遠隔リハビリテーションモニタリングが含まれる。また、高齢者の移動機能評価、リハビリテーション支援、身体機能の維持および健康寿命の延伸を目的としたプログラムへの応用可能性も有している。
同プラットフォームは、患者の回復状況に関するより客観的な情報を医療従事者に提供し、個別化されたリハビリテーションプログラムの実施を支援するとともに、医療機関での診察・評価と自宅で行うリハビリテーションとの継続性を高めることを目的としている。義肢関連事業では、義肢システム、ウェアラブルセンサー製品および制御技術の販売を主な収益源としている。製品は、義肢装具販売代理店、義肢装具クリニック、リハビリテーション施設、医療機関、政府関連プログラムおよびその他の機関パートナーを通じて提供している。
MSKリハビリテーション事業では、センサーハードウェアの販売に加え、導入・システム連携支援、ソフトウェア利用料および患者単位のモニタリング料金を組み合わせた事業モデルを構築している。これにより、医療機器の販売収益と、ソフトウェアおよびリハビリテーションモニタリングによる継続的な収益を組み合わせることが可能となる。同社は、医療機器メーカー、病院、リハビリテーション事業者、大学・研究機関、健康長寿関連サービス事業者およびデジタルヘルス企業との連携を希望している。具体的な協業領域として、臨床検証、製品のローカライズ、技術統合、共同研究、共同開発および実証導入などを想定している。
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