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インドを新たな市場に

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新日本工機株式会社

「ベストテクニカル賞」にも選ばれた伝統ある産業機械メーカーの新日本工機は、インフラ需要拡大が見込まれるインド市場での営業販売拠点を目的として現地法人を設立。日本にて現地従業員を対象に工作機械の据付・補修の技術研修を行い提供サービスの質の向上に努めている。

大阪府大阪市 <海外進出> 対象国・地域:インド

高度な生産技術を誇る工作機械の老舗

新日本工機は、大阪に本社を置く明治31年創業の工作機械および産業機械メーカーで、自動車関連・建機・航空機関連企業などを顧客としている。最先端技術を有する同社は「機械を売るのではなく、生産技術を売る」というコンセプトで高い評価を得ており、2005年には工作機械業界の発展に寄与した機械を顕彰する日本工業大学工業技術博物館の「ベストテクニカル賞」にも選ばれた。

以前からインドでビジネス展開しており、1985年の最初の機械納入から現地法人設立までに、約20台の大型機を納入していた。日系企業の海外進出が活発化していく中にあって、2000年頃から積極的に海外展開の検討を開始した。インドには日系自動車メーカーが進出しており、社会インフラへの投資の増大も見込めるため、中国に次ぐ市場と判断して販売のための現地法人設立を決意した。

法人設立にハード・ソフトをフル活用

グループ会社よりジェトロについて紹介され、2007年11月、BSCニューデリーに事務所設立の準備を目的として入居した。入居期間中は、アドバイザーから、事務所立地の選定や登記手続きについて具体的なアドバイスを受けた。そのほか、インドにおける事業展開に関する相談をはじめ、現地の不動産業者や会計事務所のリスト、現地社員の採用、駐在生活面などにおいても具体的なアドバイスが得られた。入居中に現地社員を公募したが、大勢の応募者があったため、控え室・面接室・打ち合わせなどに複数のルームを活用でき、充実した設備が大いに役立った。

このように、BSCのソフト面とハード面のサービスを活用することによって円滑に現地法人の事務所開設準備を進めることができ、2008年1月、デリー近郊のハリアナ州グルガオンにインド法人(SNK India Private limited)を設立した。

インフラ整備が進む中、次の拠点を計画

現在、SNK Indiaの取引先は、日系企業のみならず、インド企業も含め、自動車・建機関連メーカーを中心に約30社にまで拡大している。しかし、インドでは輸送、電力、鉄道など、大規模なインフラ整備需要が拡大することが見込まれ、新たな事業展開を計画している。

工作機械の据付・補修・メンテナンスなどのサービス要員の技術スキルも、日本での技術研修により向上し、現地での顧客対応力も上昇した。今後は、より高度な大型工作機械の設置稼動の推進を図り、やがては南インドのチェンナイ、バンガロール、西インドのプネーに進出して“インドを菱形に押さえて行きたい”という計画もある。将来的にはインド企業との提携など本格的な進出も念頭にあり、現在はその第一段階にある。

新日本工機株式会社

大阪府大阪市中央区北久宝寺町2-4-1 山口興産ビル
TEL:06-6261-3131
http://www.snkc.co.jp/外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
設立:1898年

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