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不動産の管理業務でベトナムに進出

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株式会社オカムラホーム

合弁会社を設立してベトナムに進出した不動産会社が、ビル・マンションの管理業務を通じて現地ニーズを拾い、自社が得意とする「土地の有効活用」へと事業拡大を図る。

千葉県八千代市 <海外進出> 対象国・地域:ベトナム

ベトナム進出を迅速に決断

千葉を拠点に不動産開発業を営むオカムラホームは、2012年2月、大手不動産開発デベロッパーと共同でベトナム・ホーチミンに合弁会社を設立し、同社初となる海外進出を果たした。現在、ホーチミン市内を中心に、同デベロッパーが所有するマンションやオフィス、商業ビル等の管理業務を手がけており、受付業務から保守点検、清掃までトータルで請け負っている。

同社は、千葉県内の不動産売買や住宅建築等で年間34億円ほどを売り上げる企業であるが、国内市場の伸びには限界があることなどから、2009年頃より「経営指針」に海外進出を掲げ、広くチャンスを求めていた。

同社の海外展開への決断は非常にスピーディーで、「ベトナムで不動産の管理業務を請け負う企業を探している」との話を聞きつけてから2週間後には会長らが現地に出向き、事業の合意に至った。当初は、同社と現地大手不動産デベロッパー、広告会社の3社で合弁する予定だったが、1年近くかけて調整を行い、最終的に同社と現地大手不動産デベロッパーと2社で合弁し、事業展開することが決まった。

同社が活用したジェトロの主なサービス・支援

2011年7月~ ジェトロ千葉に貿易投資相談
2011年11月 ジェトロ・ホーチミンに貿易投資相談

ジェトロを活用して現地情報を入手

目標としていた海外進出が決まり、現地に駐在する社員も社内公募で決まった。しかし、ベトナムの法律等に関する情報もほとんどなく、海外展開へのノウハウも持ち合わせていない。そこで同社は、ジェトロに協力を求めるのが最適と判断し、2011年7月にジェトロ千葉を初めて訪問して貿易投資相談を利用した。担当者のベトナム駐在まではジェトロ千葉のアドバイザーが電話やメールで情報提供を行い、赴任後は、ホーチミン事務所が進出企業の資料やインフラ等に関する情報等を提供するなどして、同社をフォローしている。ジェトロに聞けば求めている情報が得られ、分からないことがあれば、現地のアドバイザーに気軽に相談できることを心強く感じている。

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管理予定建物の事前調査

管理業務から土地の有効活用へ

管理業務は金額が固定されており利益が出にくい仕事であるが、同社は管理業務に留まらず、10年先、20年先を見据えたビジネス設計を立てている。同社は管理業務を足がかりに、現地の根本的な不動産のニーズを把握した上で、自社が得意とする不動産投資や不動産コンサルティング等の「土地の有効活用」に業務を拡大していく算段だ。

今後は、日本人単身者向けのサービスも手がけていきたいと考えており、まずはサービスアパートメントや分譲住宅の建設、レンタル工場の管理業務等に事業を拡大していくことが当面の目標である。

ジェトロ担当者からの一言コメント

「ベトナムに進出する」と言う決断を経営者が素早く行なえた理由の1つとして、ジェトロで入手した情報や現地での相談経験が、海外進出の判断材料及び現地事務所の円滑な運営に活かされた事があげられる。

ご利用いただいたジェトロのサービス

  • 貿易投資相談
    本部(東京)、大阪本部、国内各地の貿易情報センターなどでは、お客様から電話、Fax、E-mailで寄せられるご相談にお答えします。

株式会社オカムラホーム

千葉県八千代市大和田新田76-46
Tel:047-450-3452
http://www.okamura-home.co.jp/外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
従業員:70名 資本金:2,500万円

2014年3月

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