ハナマルキ株式会社

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素材とモノ作りを大切にしていく

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主な輸出品目:
みそ、即席みそ汁、塩こうじ、菓子原料
主な輸出先:
北米、欧州、中東、オセアニア、東アジア、東南アジア等

「Kojiで世界を健康に」をハナマルキ海外営業部のビジョンに掲げ、日本の国菌である「麹」で作った味噌や塩こうじ製品を広めていく活動をしています。ANUGAでは、欧米を中心に、ナチュラルで自然な調味料でメニューや加工食品を作りたいという需要が高いことを肌で感じました。そんな中、粉末みそやハナマルキ独自の発酵調味料である「液体塩こうじ」は来場者の高い関心を得ることができました。粉末みそは欧米のカップラーメンメーカーの原料として、液体塩こうじは旨味を付与できるスープ原料として採用されるなど、幅広い業態で成約できました。

ANUGAではジェトロのジャパン・パビリオンのブースに出品することにより、単独出品より来訪者が増え、商談機会が大幅に増えたと実感しました。付加価値を持つ日本メーカーがひとつのパビリオンに集まることにより、日本産商品を探すバイヤーにとっては非常に効率の良い商品探しができること、複数のメーカーと情報交換ができること等がバイヤーを引き寄せ、JAPANチームとしての相乗効果を発揮できる場であると感じました。単独で出品を試みたこともありますが、ブースに立ち寄る来場者の需要とミスマッチが起きることが多くありました。ジャパン・パビリオン内にブースを持つことでマッチングが容易になると分かりました。コロナ禍で来場者が制限される中でも実績を残すことができたのも、会場内で効率的にバイヤーと接点を持てたことが大きかったのではないでしょうか。コロナ収束後を見据え、欧州だけでなく北米・アジアにおいてもジェトロのサービスを活用し、多くの展示会に出品できるように計画をしております。

ハナマルキでは、注力する液体塩こうじのバリエーションも増やし、顧客ニーズに合わせて減塩タイプや無菌タイプを開発。2021年秋には酒精無添加、ハラル対応の液体塩こうじを発売、海外マーケットでのさらなる拡販を図っています。タイには液体塩こうじ専用製造工場を設立し、2021年には中国に事務所を設立する等、液体塩こうじの更なるグローバル展開を進めていくべく邁進しています。

液体塩こうじ

ANUGA2021での商談風景

【ジェトロによる支援】
見本市会期前に、ドイツ在住のコーディネーターや、パリとアムステルダムの両事務所の協力を得て、有望バイヤーを発掘・誘致した。会期中には、ジャパン・パビリオンの広報を会場入口付近で大々的に行うとともに、同社を含む出展企業の商品情報カタログを作成し主催者のウェブサイトに載せるなどバイヤー集客を行い、販路開拓につなげた。

ご利用いただいたジェトロのサービス

  • 展示会・商談会への出展支援
    (ANUGA2021ジャパン・パビリオン:会期 2021年10月9日~13日、於 ドイツ・ケルン)

ハナマルキ株式会社

東京都中央区
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代表取締役社長 花岡 周一郎
設立年:1946年設立
事業内容:みそ、即席みそ汁、塩こうじなどの製造・加工販売

2023年1月

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