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有限会社ヴァンテック

滋賀から飛び出しベトナムで事業を開始。販売と環境人材育成、両輪の海外拠点に育て上げる

滋賀県の栗東総合産業グループで新規事業開発を担当、環境事業に加え多くの事業を展開。2018年6月ベトナム・ホーチミン市に現地法人を設立、釣具販売店を開業。釣具販売に加えて環境人材育成に取り組み中

滋賀県栗東市 ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

展開国・地域:
2018年 ベトナム
事業内容:
遠心分離機事業、環境人財育成事業、釣具代理店、78mm食器事業

取締役 井之口 哲也 氏

ベトナム人に魅せられて

ホーチミン市にオープンしたタックルベリーのフランチャイズ釣具店と従業員

グローバル化が急速に進んでいく中、将来を考えるとこのまま国内にとどまっていては生き残っていけないという強い危機感があり、また当時は人材の雇用がなかなかうまく進まなかったこともあって、海外の市場と外国人材に興味を持ちました。自ら東南アジア数カ国に出張して現地調査を実施しましたが、ベトナム人に馴染み深さを感じ、人口が多く特に若い人の割合も高いこの国の将来の発展への大きな可能性は、私どもにとっても非常に魅力的でした。現地での釣具の市場調査やテスト販売などの事前調査を何度も積み重ね、事業化の確信も得られたので進出を決心しました。今振り返ってみるとベトナムは宗教も日本と同じ仏教国。他の宗教の国ではその国の人の考え方を理解することが難しかった経験がありましたが、ベトナム人は比較的理解がしやすかったことも最終的にホーチミン市への進出を決定した理由の一つでした。

専門家に何回も相談に乗ってもらった

ベトナムへの進出を決心したのですが、まず何から始めたらよいかわからずに悩んでいました。そんな中、ふと目に留まったジェトロのメルマガに記載があった「新輸出大国コンソーシアム」の専門家による支援に応募し、小売業の海外出店に詳しい専門家に日本とベトナムで何回も相談に乗ってもらい、その都度助言を受けたことで2018年6月に会社を設立することができました。現地の法律・規制と各種許認可申請の手続き、店舗や従業員雇用の各種契約書の作成では、専門家に加えジェトロ本部(東京)の方からも専門的な助言と支援をもらいました。また、当初はベトナムの商習慣がなかなか理解できずに商売上も大変苦労しましたが、ジェトロ・ホーチミン事務所や、日系企業の多くの方々に教えていただいた現地の生の情報が大変役に立ちました。

店内の商品の釣具の数々

ベトナムの従業員と一緒に

東南アジアの拠点に育てたい

現地法人を立ち上げて一年少々、日常業務は現地スタッフだけで全く問題ありませんが、環境関連事業や新規ビジネスなどでの経営判断はまだ困難です。日本人の経営指導がやはり必要で、私自身も1カ月半に1度は現地に出張し経営指導を実施しています。経営判断もできてチャレンジ精神旺盛な現地人責任者の育成が現在の課題で、2019年11月には現地スタッフと学生インターンを日本に受け入れて研修を予定しています。現地人人材育成を通じ、ホーチミンのベトナム法人をベトナムおよび東南アジアの拠点に育てることが今の目標です。中小企業が海外進出と聞くとすごくハードルが高いように思われますが、規模ややり方は多種多様にあり、それらの情報を教えてくれるだけでなく、実践していくプロセスまでジェトロの方々にサポートを受けました。やりたいことが漠然としていても、まずは一度ジェトロに相談してみることが大事だと思います。

ジェトロ滋賀からのポイント

ジェトロ滋賀は2017年6月に滋賀県彦根市に設置されました。ヴァンテックはそれ以前からジェトロのサービスをご利用いただき、十分な事前調査の上で現地進出を決められました。ジェトロの専門家や現地事務所および本部からの情報もうまく活用して現地法人を設立し、現在は人材育成を中心に積極的に事業拡大に取り組まれています。

ご利用いただいたジェトロのサービス

  • 新輸出大国コンソーシアム
    日本企業の海外展開を支援する全国のあらゆる支援機関が結集し、海外展開にご関心をお持ちの中堅・中小企業の皆様へワンストップの支援サービスを提供します。

有限会社ヴァンテック

滋賀県栗東市
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設立年:1994年2月
従業員:80名
事業内容:遠心分離機事業、環境人財育成事業、釣具代理店、78mm食器事業

2019年9月

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