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スタジオウェイブ株式会社
入念な出展準備で、アジア圏で契約成立へ

2009年設立。映像作品、各種イベントの記録映像の制作、写真撮影、各種広告デザイン、ウェブサイト作成が主要業務。郷土愛あふれる視点で高知県四万十市の美しさを映像化した映画作品「あらうんど四万十 –カールニ・カーラン–」を制作した。

高知県四万十市 ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

海外ビジネス経験
:なし
目的
:輸出
対象国・地域
:フランス、台湾、米国

映画「あらうんど四万十」

ジェトロ活用のメリット

ジェトロブースへの出展で、業界素人でありながら、業界のプロと対等に話す機会が得られた。そこで得たコネクションは日本国内の配給にもつながるなど、海外事業への取り組みが国内に波及した。

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地方発の映画がカンヌの展示会に

市内全ての映画館が閉館した四万十市で、2013年、地元有志により、地元の人々や観光客、制作者側が一緒になって映画と四万十を満喫できる祭り、四万十映画祭が開催された。地元の映像制作会社である同社らは翌14年、高知県出身俳優らの協力も得て、四万十を舞台とした映画「あらうんど四万十 –カールニ・カーラン–」を制作した。
地元での映画祭をきっかけに映画制作に臨んだ同社には当初、海外展開の予定は全くなかった。そのような折、この映画の存在を知ったジェトロのコンテンツ産業支援担当職員が、同社にカンヌ・フィルム・マーケット(世界最大の国際映画見本市)への出展を案内。「せっかく制作した映画を日本だけで終わらせるのはもったいない」と考えた同社は15年、ジェトロが主催する「カンヌ・フィルム・マーケット」ジャパン・ブースに出展した。
カンヌ以前に出展が決まっていた沖縄国際映画祭の関係者から、映画には英語字幕がついていたほうがよいと言われたことから、映画には当初から英語字幕が付いていた。カンヌに持ち込んだ作品は海外バイヤーから高評価を得て、複数の海外バイヤーから引き合いを受ける。

カンヌ・フィルム・マーケット

カンヌ・フィルム・マーケット

入念な出展準備で、アジア圏で契約成立へ

同社は初出展決定後、入念な事前準備を行った。ジェトロからのアドバイスもあり、映画業界の関係者や作品のデータベースサイトに登録、展示会に来場するバイヤーを徹底的に調べた。まずはアジア圏に狙いを定め、相当数のバイヤーに自社ブースの案内メールを送付した。
事前の取り組みが奏功し、展示会期間中にかなりの数の海外バイヤーが同社ブースを訪問。案内メールを送付していた台湾企業は副社長が来訪、映画に関心を示したため、映画のDVDを手渡した。展示会後にフォローアップのメールを送ったところ、前向きな反応があり、ジェトロ高知から契約書についてのアドバイスも得つつ、出展から約1ヵ月後には台湾での作品公開に向けた契約書締結に至った。
現在、台湾以外の国・地域のバイヤーからも複数の引き合いを受けており、成約が見込まれている。映画館のない地方を舞台に同社等が生み出した地元愛に溢れた映画は、世界三大映画祭の開催地、カンヌの展示会をきっかけに世界に広がりつつある。


スタジオウェイブ(株)
代表取締役 米津 太 氏

今回の支援で、本当に飛躍をさせていただいた。トラブル時にも迅速に対応していただき、ピンチがチャンスに変わった。

写真 代表取締役 米津 太 氏
ジェトロ高知
所員 松本 足渡

代表取締役の米津氏は映画業界では全く経験がなかったが、見本市で積極的にバイヤーや他の出展者と交流し、フォローアップも丁寧に行ったことが、成約のカギとなった。

写真 ジェトロ高知 所員 松本 足渡

ご利用いただいたジェトロのサービス

  • 展示会・商談会への参加
    海外販路開拓のきっかけとなる展示会・商談会への出展をサポートします。
  • 貿易投資相談
    本部(東京)、大阪本部、国内各地の貿易情報センターなどでは、お客様から電話、Fax、E-mailで寄せられるご相談にお答えします。

スタジオウェイブ株式会社

高知県四万十市駅前町18-18
Tel:0880-35-0670
https://www.facebook.com/Studio-WAVE-703345653049274/外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
代表取締役:米津 太
事業内容:映画配給、映像制作、企画、デザイン

2016年3月

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