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濱田重工株式会社
地域間交流の枠組を活用し、製作委託先を開拓

1898年創業、官営八幡製鐵所の建設工事に従事する濱田組として創業、110年以上、新日鐵住金の協力会社として、製鉄所の重要な工程を請負ってきた。伝統と歴史に裏打ちされた技術力から、半導体関連事業に進出している。高炉、転炉、電気炉等の鉄鋼プロセスに関わる様々な操業及び設備機器の開発・運用をトータルに行っている。

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海外ビジネス経験
:なしあり
目的
:海外進出
対象国・地域
:ベトナム

シップローダー(左)、ベトナムDMC社(右)

ジェトロ活用のメリット

自社では見つけられなかった有望な企業をジェトロに紹介してもらうことで、商談を非常に効率的、効果的に進めることができた。

ご利用いただいたジェトロのサービス

ジェトロ事業をきっかけにベトナム進出を検討

濱田重工は創業来、一貫して「ものづくり」にこだわり、生産技術はもとより、鉄鋼事業から派生する設備にかかわる多様な技術をエンジニアリング事業として発展させてきた。総合技術力を生かし、半導体関連事業にも進出、鉄鋼事業、エンジニアリング事業と合わせて営業基盤の三本柱としている。同社は、ジェトロを活用する以前から海外ビジネスに従事しており、中国や韓国に製作委託を行っていたが、人件費上昇を受け、より安価に製作できる地域に進出したいと考えていた。
北九州市とジェトロ北九州が連携してワンストップサービスを提供していることから、同社は製作委託先を開拓するため、ジェトロの窓口を訪ねた。
同社が活用したのは、北九州市とハイフォン市の金属加工・機械製造分野での交流事業で、これは日本と海外の産業集積地企業の交流を促進することで、両企業の新規市場開拓や共同開発などを支援するジェトロの「地域間交流支援(RIT)事業」である。
同社はベトナムについて関心を持ち、人件費の安いベトナムでの製作による競争力の強化を図ることとなった。

RIT現地商談会

工場視察

地域間交流の枠組を活用し、製作委託先を開拓

「地域間交流支援(RIT)事業」では、輸出、調達、技術提携といった幅広い事業ニーズに応えるため、商談会、ミッション派遣、セミナーなど多様な支援ツールを組み合わせる。同社はハイフォン市へのミッション派遣に参加することで、自社製品の製作委託先の開拓を進めた。
現地ではジェトロが発掘した有力企業と商談を行い、次にこれらの有力企業を日本に招いて開催される商談会では、製作委託業務の詳細部分をつめた。さらに、このRIT事業の終了後にも、現地での商談会アレンジで出会った現地コンサルタントを活用し、現地とのやり取りをスムーズに進めた。
こうした状況下、2014年4月、北九州市はベトナム・ハイフォン市と姉妹都市協定を締結したこともあり、ベトナム企業への製作委託回数も5回を数えるまでになるなど、大型機械の製作委託は安定化してきた。同社は現地へ定期的に人員を派遣、技術指導や製作検査の立会いをしている。現在は日本で設計したものを現地で製作しているが、将来的には現地で設計から製作まで担える環境を整備していく方針だ。


濱田重工(株)
代表取締役社長 松本 豊 氏

一企業で見つけ出すことができない企業をジェトロの情報で探し出せた。新しい国・地域に進出するには知識がないため今後もジェトロ支援に期待する。

写真 代表取締役社長 松本 豊 氏
ジェトロ北九州
所員 牧 紘平

ジェトロのサービスをたくさん利用していただいた。取引が開始した企業関係も良好で今後の更なる発展が楽しみだ。

写真 ジェトロ北九州 所員 牧 紘平

ご利用いただいたジェトロのサービス

濱田重工株式会社

福岡県北九州市戸畑区牧山1丁目1番36号
Tel:093-883-0369
http://www.hamada-hi.co.jp/外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
代表取締役社長:松本 豊
従業員:1,860名 資本金:3億2,604万円
事業内容:製鉄工程の請負作業、各種産業機械の設計、製作、据付、機械・プラント工事・メンテナンス、建設用機械・自動車の整備・販売、シリコンウェハーの再生加工・販売

2016年3月

関連情報

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