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株式会社トリム

ジェトロと共にオンリーワンの技術を海外発信

株式会社トリム

沖縄県那覇市
http://www.trims.co.jp/外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
食品流通販売、教育事業、リサイクル事業、飲食事業

<輸出> 対象国・地域:アジア

写真:スーパーソルを製造する廃ガラス再資源化プラント

廃ガラスを人工軽石に再資源化

1974年に健康補助食品や健康器具の取扱から事業をスタートしたトリムは、その後、飲食や教育業に進出するなど幅広く事業を展開してきた。更なる事業展開として製造業への進出を検討していたところ、97年に容器包装リサイクル法が施行することとなる。この法律をきっかけに調査したところ、自身が経営する飲食店で毎日大量に排出される酒瓶処理の問題を抱えていることに気がつき、また、廃ガラスは一般的に再資源化が難しく、自社だけではなく沖縄県内全体で処理の問題を抱えていることがわかった。

これをビジネスチャンスと考え、事業化に取組んだ結果、同社は廃ガラスを粉砕、焼成・発泡させることで人工の軽石「スーパーソル」を製造することに成功した。この「スーパーソル」は、透水性、保水性、耐火性に優れ、断熱、緑化、園芸、建築、水質浄化など多くの用途に利用できるほか、最後は土に還るなど環境にやさしい自然素材でもある。同社の製造装置は全国15ヵ所で導入されるまでに至っている。

同社が活用したジェトロの主なサービス・支援

セミナー・講演会参加
輸出有望案件支援サービス

ジェトロと共にオンリーワンの技術を海外発信

国内市場が減退していく中、新たな市場として海外に目を向けたところ、自社のリサイクル技術は他国にないオンリーワンの技術であることがわかった。そこで、海外の人に自社技術を知ってもらおうと、外国語に対応した資料やホームページなどを作成し、地道に情報発信を進めることにした。そして、2011年にジェトロの輸出有望案件支援企業に採択されたことで、ジェトロ専門家より、自社製品はどの国・地域の市場にニーズがあるのか、販路開拓に向けてどのような戦略が必要か、アドバイスを受けることで、事業の検討が進むようになった。その間にもジェトロセミナーに参加して海外情報の収集を行い、更に12年にはジェトロ主催で開催された「太平洋諸島展」に参加し、水問題を解決するすぐれた日本技術として、太平洋島嶼国に向けてPRを行うなど、ジェトロと一緒になって海外に向けて自社の情報を発信している。

これら自社の長年の取り組みが実を結び、14年9月ついに台湾に向け初めてのプラントを輸出することに成功し、プラントが設置され、稼働するに至る。新工場の開所式では、台湾・沖縄双方の要人が式典に参加するなど、大きな注目を集めた。


太平洋諸島展

更なる輸出の実現に向けて

「スーパーソル」は水質浄化資材として注目を集めており、日本・台湾双方において実証実験が進められ、養殖場などの有用性が確認されている。同社の製品は米国、ニュージーランド、ベトナムなどからも既に引き合いがきており、見極めの難しい案件ではジェトロ専門家が交渉に同席するなどして、商談が進められている。

東南アジアなど飲用水から排水に至るまで、水処理の課題を抱える国は多い。台湾へのプラント設置実績を武器に、今後は東南アジアなどに広め、各国・地域の水処理の問題解決に貢献していくことが期待される。

水処理プロジェクトで海外へ
代表取締役 坪井 巖 氏

当社は、当社の製品、技術に共鳴した人がまた新たな縁を運ぶという、人と人とのつながりを大切にしている。当社の技術を評価してくれる企業と共に協力して、水環境と農水畜産に絡めた食糧問題に寄与できるプロジェクトとして一緒に海外に広めていきたい。

ご利用いただいたジェトロのサービス

  • 輸出有望案件支援サービス
    輸出戦略の策定から契約締結まで専門家がお手伝いします。優秀な製品を持っていながらこれまで輸出経験がない、あるいは輸出ビジネスを躊躇している中小企業が対象です。

株式会社トリム

沖縄県那覇市宇栄原1丁目26番地23号
Tel:098-857-7386
http://www.trims.co.jp/外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
従業員数:158名(うちパート社員102名・関連グループ含む) 資本金:1億2,740万円

2015年3月

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