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株式会社オーケーエム

グローバル企業として社内体制の国際化を進める

株式会社オーケーエム

滋賀県蒲生郡
http://www.okm-net.co.jp/index.shtml外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
バルブの製造販売

<輸出> 対象国・地域:ベトナム、インドネシア、フィリピン、台湾、韓国、シンガポール、タイ

写真:バタフライバルブ

近江商人発祥の地でグローバル企業に成長

オーケーエムは1902年、近江商人の発祥の地とされる滋賀県蒲生町で、のこぎりメーカーとして誕生した。薄い鉄板を加工する、のこぎり製造で培った技術を応用し、62年にバルブメーカーとして第二の創業を遂げた。現在ではアジアだけでなく中東・アフリカにも販路を広げるグローバル企業である。

一般的にバルブは鉄を多く使うため、大型製品は高額となり、広いスペースを必要とする。しかし、同社はバタフライバルブという板の開閉で流体の出し入れをするバルブを得意としており、サイズ、耐圧性、耐熱/耐冷性、耐腐食性などの面で、時には手作業を織り交ぜながら、顧客ニーズに合わせて製品の仕様を細かく変えられるのが強みだ。

同社が活用したジェトロの主なサービス・支援

セミナー・講演会
貿易投資相談
海外ブリーフィングサービス
輸出支援相談サービス(海外コーディネーターリテイン事業)
知的財産保護関連サービス
新興国進出個別支援サービス(2014年1月~12月)

ジェトロと社員の信頼関係で問題を克服

同社の海外進出の歴史は、米国からの大型発注に対応するため、マレーシアに生産工場を設立した89年に遡る。当時、海外進出についての知見がなく、手さぐりの状態であったが、ジェトロの大阪本部やクアラルンプール事務所の支援を受けて工場設立に成功する。

その後、2000年代には海外での売上拡大が急務となり、03年に中国に工場を設立、09年以降には南アフリカ、インドネシア、ベトナムの企業と代理店契約を締結し、販路拡大に努めた。

課題は「海外事業のノウハウがない」ことだった。海外代理店との契約書は数十年前のものを援用しており、必ずしも各国の事情に合致していなかった。そこでジェトロの専門家のアドバイスをもとに英語での契約書のスタイルに修正し、契約相手ごとに時間をかけて書き直していった。同時に、より有利な条件を引き出すための交渉術についてもジェトロからアドバイスを得た。その結果、海外の代理店、顧客との交渉は次々と成立していった。また、インドネシアで模倣品のバルブが出回った際には、ジェトロ・ジャカルタが紹介した日本人弁護士とともに対処し、模倣品の流通を止めることに成功した。

13年にジェトロの新興国進出個別支援企業に採択され、ジェトロの専門家のアドバイスのもと、本社の事業体制やアセアン代理店網などの整備を進めるとともに、三国間貿易にも挑んでいる。


新興国進出個別支援サービス

グローバル企業として社内体制の国際化を進める

同社がグローバルにビジネスを展開する企業に進化し、海外子会社の現地化も進む一方で、本社と海外子会社が一体となり製造と販売を効率的に進める運営体制の構築が課題となっている。同社は海外ビジネスについては、常にジェトロの貿易投資相談やセミナー、ライブラリーから情報、ノウハウを得ながらも、社員が自ら考え実行することで課題を乗り越えてきた。同社としては、今後もジェトロ専門家のアドバイスを活用しながら、のこぎりメーカーならではの「押して儲ける、引いて儲ける」という無駄のない経営手法で、販路、組織の両面で国際化を進めていく。

三方よしの精神で海外売上比率の引き上げ目指す
代表取締役社長 奥村 恵一 氏

滋賀の企業として、当社には、「買い手よし」、「売り手よし」、「世間よし」という三方よしという近江商人の思想が息づいている。中期計画の中で海外市場での販売拡大を命題としており、海外売上比率を更に引き上げたい。

ご利用いただいたジェトロのサービス

株式会社オーケーエム

滋賀県蒲生郡日野町大谷446-1
Tel:0748-52-2131
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従業員:180名 資本金:4億5,400万円

2015年3月

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