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株式会沼尻テキスタイル研究所

海外ビジネスは拡大局面へ

株式会社沼尻テキスタイル研究所

東京都渋谷区
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テキスタイルの製造販売

<輸出> 対象国・地域:アジア、欧州

写真:アルバーザ天竺

顧客とともに開発するこだわりの生地

沼尻テキスタイル研究所は、その名のとおり、素材が持つ本来のよさや特徴を活かしたテキスタイルの研究・開発を行う。大手テキスタイルメーカーで経験を積んだ沼尻氏が、日本製テキスタイルのよさを生かしたいとの思いから2004年に立ち上げた、従業員4名の会社だ。

同社は工場を持たないファブレス企業であり、日本各地に協力会社を持つ。企画のアイデアの源は、顧客であるアパレルブランドからの商品に対するフィードバックで、各協力会社の特徴を生かしつつ、顧客の要望に忠実に、かつテンポよくアイデアを生地に反映させる。

同社が活用したジェトロの主なサービス・支援

セミナー・講演会参加
海外ブリーフィングサービス
輸出支援相談サービス(海外コーディネーターリテイン事業)
商談会参加
バイヤー招へい
輸出有望案件支援サービス(2013年6月~15年6月)
ミッション派遣:テキスタイル企業ニューヨーク販路開拓ミッション

試行錯誤の末、視察ミッションで受注達成

同業他社の海外進出に触発され海外に目を向けた同社は10年、手探りの状態でジェトロが開催した国内商談会に初めて参加した。しかし当初は、貿易実務、提示価格の算出方法も分からないといった状況で、成果は挙げられなかった。

そこで、ジェトロが開催する各種セミナーやワークショップ、個別相談会に参加し、まず実務や各種手続き面での不安を解消した。さらに海外バイヤーとの商談機会を増やすため、国内で開催される商談会に継続的に参加した。海外バイヤーとの接点を増やしたことで、日本製のテキスタイルに求められるものが見えてきた。同時に、同社の海外営業担当である内海氏は海外の小売店などでの調査も行い、海外で求められている素材を肌で感じ、商品開発に生かしていった。

同社が10年以降行ってきた綿密なマーケティングと商品開発は、13年、ジェトロの「ニューヨーク テキスタイル市場販路開拓ミッション」で実を結び、希望する海外ブランドからの受注に成功した。ミッションの前の事前ワークショップでジェトロの海外専門家から受注につながる商品開発のヒントを得たことも功を奏した。


ウールアンゴラワッフル

海外ビジネスは拡大局面へ

同社は、13年からジェトロの輸出有望案件支援企業に採択され、専門家から具体的なアドバイスを得ながら海外販路の開拓にさらに注力している。

ジェトロの欧州でのイベントにも参加し始めたほか、商談会やミッションへの参加を通じて自信と経験値を積み上げた同社は独力で米国の有力新興ブランドとのアポイントを取得、継続的な受注を実現している。さらにミッションで知り合った商社への委託販売を通じ、欧州の有名ブランドから受注を得るなど、同社の海外ビジネスは軌道に乗り始めた。輸出額も順調に拡大している。また、海外有名ブランドとの取引実績を背景に、日本国内で有名デザイナーズブランドとの取引も実現した。

従業員4名という規模は時にハンデとなるが、商品開発における機動力と柔軟性は大きな武器である。テキスタイルにかける熱い思いを商品に込め、海外市場の可能性を広げていく。


2013年1月テキスタイル企業ニューヨーク販路開拓ミッション

テキスタイルメーカーとしてブランドに
代表取締役 沼尻 謙一朗 氏

アパレルにブランドがあるように、テキスタイルにもブランドがあってよいはず。テキスタイルメーカーとしての「沼尻テキスタイル研究所」を世界的なブランドに育てたい。

ご利用いただいたジェトロのサービス

  • 輸出有望案件支援サービス
    輸出戦略の策定から契約締結まで専門家がお手伝いします。優秀な製品を持っていながらこれまで輸出経験がない、あるいは輸出ビジネスを躊躇している中小企業が対象です。
  • 外国・外資系企業への支援サービス
    外国・外資系企業の日本拠点設立または日本国内でのビジネス拡大をサポートします。

株式会社沼尻テキスタイル研究所

東京都渋谷区千駄ヶ谷1-22-6 松山ビル3階
Tel:03-6439-1760
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従業員:4名 資本金:1,000万円

2015年3月

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