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フジワラ産業株式会社

海外での販路拡大が国内販売にも効果

フジワラ産業株式会社

大阪府大阪市
http://www.fj-i.co.jp/外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
環境機械設備、環境防災設備の計画・設計・製作・施工

<輸出> 対象国・地域:アジア、北米

写真:モノレール式汚泥かき寄せ機

「命を守る」をテーマに独創的な商品を発明

フジワラ産業は1980年の設立以来、「命を守る」をテーマに発想豊かな製品を発明してきた。同社の独創的な発明品の数々は、92年12月に大阪府知事より発明実施功労者賞、95年1月に大阪優秀発明賞を受賞している。

もともと水環境事業分野の製品を生産、販売していたが、防災に対して高い意識があったことから、現在は環境事業と防災事業を柱としている。環境事業分野では、下水処理場の沈殿層で使用される「フジフロート自動スカム除去装置」や「モノレール式汚泥かき寄せ装置」などを、防災事業分野では、地震時に津波や漂流物の流出入を防ぐ「タスカルゲート」や、「津波避難タワー」などを開発している。

同社が活用したジェトロの主なサービス・支援

見本市・展示会への出展支援:WEFTEC(大阪府負担金事業 出展支援)
商談会参加:環境・エネルギービジネス商談会(大阪)
バイヤー招へい
輸出有望案件支援サービス(2011年10月~14年10月)

20年前の失敗を乗り越え、海外販路の開拓に成功

国内市場においては、同社の新製品はなかなか大手企業の理解を得られなかったため、同社は海外市場に活路を求めることになる。90年代には、米国で飛び込み営業を行い、現地の施工業者と代理店契約を締結するに至った。しかし、その際は顧客のニーズを十分に把握し切れていなかったため、米国市場への販路の拡大は失敗に終わる。

海外販路拡大は、2011年にジェトロの輸出有望案件支援企業に採択されたことで転機を迎える。ジェトロ大阪の支援のもと、WEFTEC 2012(世界最大級の水処理専門見本一、開催地ニューオリンズ)のほか、環境・エネルギー商談会(大阪)や「水ビジネス・シンポジウムin関西」等のイベントに参加し、国内外で継続的に商談を重ねた。それに加え、ジェトロ専門家のアドバイスを受けたことや、ジェトロの支援企業ということから商談相手にも安心感を与えられたことから、信頼できる海外パートナーに出会うことができた。

下水処理場で利用される「スカム除去装置(フジフロート)」などについて、14年10月にカナダ最大の下水処理場へ出荷し、さらに同国で別の案件が出てきたほか、米国、香港でも具体的な商談が進んでいる。


WEFTEC 2012(ニューオリンズ)

海外での販路拡大が国内販売にも効果

同社が海外市場を目指した背景には、海外で同社製品が売れれば、国内での商売に繋がるかもしれないとの思いがあった。実際、海外市場への販路が拡大するのと同時に、国内の下水処理場への設備導入についても受注が増え始めた。電力供給が不安定な海外向けに改良した「水圧シリンダー駆動型モノレール式汚泥かき寄せ機」は、省エネルギーや消耗品の削減に資することなどが評価され、大阪府内の下水処理場で実証実験が14年に始まったところだ。

土砂災害が発生すれば土砂災害避難シェルターを、火山の噴火があれば大規模噴火を防ぐ対処法を、と同社のアイデアは尽きない。今後も社会貢献という熱い想いを込めた創造的な商品を国内外に広めていく。

発明品で社会貢献を
代表取締役 藤原 充弘 氏

「わが国の技術で、水環境はもっと改善できるはず!」をモットーに製品開発を続け、世の中に役立ちたい。

ご利用いただいたジェトロのサービス

  • 展示会・商談会への参加
    海外販路開拓のきっかけとなる展示会・商談会への出展をサポートします。
  • 輸出有望案件支援サービス
    輸出戦略の策定から契約締結まで専門家がお手伝いします。優秀な製品を持っていながらこれまで輸出経験がない、あるいは輸出ビジネスを躊躇している中小企業が対象です。

フジワラ産業株式会社

大阪府大阪市西区境川1丁目4番5号
Tel:06-6586-3388
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従業員:37名 資本金:3,000万円

2015年3月

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