2016年のGDP成長率はマイナス3.6%-景気の低迷長引き2年連続の前年割れ-

(ブラジル)

サンパウロ発

2017年03月21日

 ブラジル地理統計院(IBGE)は3月7日、2016年の実質GDP成長率をマイナス3.6%と発表した。2年連続のマイナス成長で、農畜産業や製造業、建設業の不振が目立った。需要要素別では、総固定資本形成と財・サービスの輸入が2桁の落ち込みとなり、個人消費支出も改善はみられなかった。2017年は緩やかながらも景気回復が見込まれている。

ビジネス短信 fd985af03f510a76

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