「実権型大統領」実現に向けた改憲案を国会が承認-4月にも国民投票実施-

(トルコ)

イスタンブール発

2017年02月02日

 トルコ国会(定数550)は1月21日、大統領に権限を集中させる憲法改正案を賛成339の多数で承認した。これによって、改憲の是非を問う国民投票が4月にも実施されることになる。現行憲法上、大統領は儀礼的な権限しか持たないが、実質的に国政の実権を握るエルドアン大統領が強く改憲を求めていた。

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