米に追随、政策金利を0.25ポイント引き上げ-市場は織り込み済みで影響は限定的-

(メキシコ)

メキシコ事務所

2015年12月25日

 メキシコ中央銀行は12月17日、政策金利を現行の3.0%から0.25ポイント引き上げ3.25%とした。前日16日に実施された米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに追随したかたちだ。市場は利上げを織り込み済みで、為替相場の値動きも小さく、米国への資金還流などの動きは起きていない。低インフレの実現や財政収支の均衡など経済の基礎的条件は良好で、為替の急激な下落や資本逃避が発生する可能性は今後も極めて低いとみられる。

ビジネス短信 e65315e8c8e6e0c3

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。