テーメル政権、求心力低下をひとまず回避-2014年大統領選の有効性問う訴え棄却-

(ブラジル)

サンパウロ発

2017年06月21日

2014年の大統領選挙の有効性を問う選挙高等裁判所(TSE)の審理が6月9日に終了した。7人の判事による判決は4対3で、当時のルセフ、テーメル陣営に政治的、経済的権力の乱用はなかったとするものだった。テーメル連立政権が維持されることになり、大統領の求心力低下はひとまず回避されたかたちだ。議会では労働法改革法案が早ければ7月上旬にも成立する可能性がある。

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