鉄鋼・石炭産業の過剰生産能力の解消目標を設定-削減目標は粗鋼1億~1億5,000万トン、石炭5億トン-

(中国)

北京発

2016年02月23日

 2015年末の中央経済工作会議で過剰生産能力の解消が筆頭目標として掲げられたことを受け、鉄鋼産業、石炭産業に対して取り組みが本格化している。李克強首相は、2016年最初の地方視察先として鉄鋼・石炭産業の中心地である山西省を選び、同産業の過剰生産能力を解消し、苦境脱出と発展を目指す政策座談会を主催した。その後開催された国務院常務会議の決定を経て、鉄鋼・石炭産業の過剰生産能力の解消に向けた指導意見が公布され、粗鋼1億~1億5,000万トン、石炭5億トンの具体的な削減目標が提示された。

ビジネス短信 7a0632833d23da4b

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。