北極海航路で再び脚光を浴びる−北欧企業が参入するムルマンスク州(1)−

(ロシア)

欧州ロシアCIS課・サンクトペテルブルク事務所

2013年11月25日

ロシア北西地域にあり、最北の不凍港を有するムルマンスク州は、漁業や鉱業が盛んな地域だ。バレンツ海でシュトックマン・ガス田が発見され一時期脚光を浴びたが、同ガス田は開発の延期が続いており、同州経済の起爆剤になるまでには至っていない。近年では北極海航路の寄港地として再び注目されて、北欧企業の関心も高まっている。同航路の本格稼働による州経済の活性化に期待が寄せられている。ムルマンスク州の概況とノルウェーやフィンランドなど北欧諸国との関わり、進出企業の動向などについて、4回に分けて報告する。

ビジネス短信 528c0b1428488

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