第2四半期の実質GDPは前期比0.6%増

(英国)

ロンドン事務所

2013年07月26日

国民統計局(ONS)は7月25日、2013年第2四半期の実質GDP成長率(速報値)は前期比0.6%増(前年同期比1.4%増)と発表した。第1四半期(0.3%増)に続くプラス成長となった。これを受け、ジョージ・オズボーン財務相は、英国経済は「好転している」と表明した。

<11期ぶりの全産業部門プラス>
2013年第2四半期の実質GDPは、2期連続のプラスとなった(図参照)。産業別にみると、農林水産が前期比1.1%増、鉱工業が0.6%増、建設が0.9%増、サービスが0.6%増で、2010年第3四半期以来11期ぶりに全部門でプラスとなった(表参照)。

実質GDP成長率(四半期)の推移(前期比)
産業別実質GDP成長率(前期比)

<流通・ホテル・レストランが1.5%増と伸び目立つ>
サービス部門では流通・ホテル・レストランが前期比1.5%増と最も拡大した。運輸・倉庫・通信は0.6%増、ビジネスサービス・金融は0.5%増、政府・その他サービスは0.1%増だった。

鉱工業部門のうち製造は2013年第1四半期の前期比0.2%減から、第2四半期は0.4%増へとプラスに転じた。また、建設部門も第1四半期の1.8%減から、第2四半期は0.9%増へとプラスに転化した。

BBC(電子版7月25日)は、英国経済は「好転している」とするオズボーン財務相のコメントを伝えている。

(ピーター・カワルチク、齋藤陽平)

(英国)

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