司法改革進展など条件に連合協定の11月署名目指す−EU・ウクライナ首脳会議−
欧州ロシアCIS課
2013年03月19日
EUとウクライナによる第16回首脳会議が2月25日、ブリュッセルで開催された。主な議題は連合協定を主眼とする関係強化について。同協定は「高度かつ包括的な自由貿易協定(FTA)」を内包し新しい関係性を築くものとして、2013年11月の東方パートナーシップ首脳会議での署名を視野に協議が進められた。今回の首脳会議後の共同文書では署名と同時に暫定適用を開始するとされている。しかし、EU側は署名に先立ちEUが提示する条件に沿ったウクライナの司法改革などを求めており、今後の進展はウクライナ側の対応にかかっている。
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