太陽光発電への公的支援削減へ−電力買い取り価格引き下げ−

(ドイツ)

デュッセルドルフ発

2012年07月11日

太陽光発電への公的支援の削減を含む再生可能エネルギー法(EEG)改正案が6月29日、連邦参議院で可決され、成立した。改正法は7月中旬に施行される見込みで、支援削減は2012年4月1日にさかのぼって適用される。同改正は電力買い取り価格を引き下げるとともに、累積設置容量5万2,000メガワット(MW)を公的支援の上限とする。太陽光発電業界や各州からの反発があり、買い取り価格の引き下げ幅は緩和されたものの、太陽光発電業界への影響は避けられそうにない。

ビジネス短信 4ffbfd3312110

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