総選挙での争点は税制改革とセーフティーネットに−各党が政策マニフェストを発表−
ベルリン発
2009年07月15日
9月27日の連邦議会選挙に向け、議席を保有するキリスト教民主/社会同盟(CDU/CSU)、社会民主党(SPD)、自由民主党(FDP)、緑の党、左派党の5党は、ネット上でマニフェストを公開している。総選挙後の政策運営を占う意味で、経済分野の主要論点について、各党のマニフェストを比較した。CDU/CSUが最低所得税の引き下げなどによる減税を打ち出したのに対し、SPDは最低賃金制度の導入や解雇保護の強化を訴え、雇用のセーフティーネットの拡充を目指している。
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