経済開放政策で発展した「ケルトの虎」−欧州諸国の成長モデルを探る(5)−

(アイルランド)

ロンドン発

2008年09月25日

1973年に欧州共同体〔EC、現欧州連合(EU)〕に加盟した時には欧州で最も貧しい国の1つだったアイルランドは、産業構造の転換や市場開放政策により、90年代後半を通じて実質GDP成長率8〜11%台を記録、その目覚ましい成長ぶりから「ケルトの虎(Celtic Tiger)」と呼ばれるまでになった。その後も安定した成長を続け、07年の1人当たりGDPは世界第4位となっている。

ビジネス短信 48da00dc17ed0

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