トルコ大手アパレル企業がシリアに生産工場を新設
(トルコ、シリア)
イスタンブール発
2026年09月03日
トルコのアパレル大手LC Waikiki(LCワイキキ)が6月、シリアに生産工場を新設し、生産を開始した。トルコの報道各社が8月25日に報じた。場所はシリア北部アレッポ県のアル・ライ(Al-Rai)に位置し、トルコ南東部キリス県と国境を接する地域にある。
複数報道によると、生産が軌道に乗った段階で、雇用規模を150人から3年以内に1,000人へ増員する計画だという。生産品はシリア国内向けに供給するほか、EUなどへの輸出も視野に入れているとされている。同社は2026年に入り、シリアにおける小売事業の拡大の一環として、ダマスカス市内のダマスチーノ・モール(Damascino Mall)に店舗をオープンしている。
トルコのアパレル産業は近年、人件費をはじめとする生産コストの上昇を背景に、周辺国への生産移転が進んでいる。先行するエジプトに加え(2026年3月11日付地域・分析レポート参照)、バルカン、中央アジア、コーカサスなどの地域において、どの国が最適な移転先となり得るのかを模索する動きがみられる。
(佐野充明)
(トルコ、シリア)
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