米サンフランシスコで国際ビジネス週間、23カ国・地域がビジネス交流

(米国、日本、フィリピン)

サンフランシスコ発

2026年09月04日

米国サンフランシスコ商工会議所財団傘下のサンフランシスコ経済開発センター(SFCED)は8月10~14日、国際ビジネス週間「サンフランシスコ・インターナショナル・ウィーク(San Francisco International Week)2026」を開催した。

10日のオープニングには、23カ国・地域の領事館、貿易関連機関、政府系経済開発機関などに加え、各国系商工会議所8団体が参加した。会場では、各国・地域の商品や食文化も紹介された。日本からは兵庫県の江井ヶ嶋酒造が製造する日本酒「神鷹(Kamitaka)」やカリフォルニア産有機米を福島県二本松市で醸造した「ウカ・サケ(UKA Sake)」、鹿児島県の小正醸造が手掛ける「コマサ・ジャパニーズ・ジン(KOMASA JAPANESE GIN)」などの試飲が提供された。

写真 オープニングイベントの様子(ジェトロ撮影)

オープニングイベントの様子(ジェトロ撮影)

12日には北加日本商工会議所(JCCNC)が「カリフォルニア-日本ビジネス交流会(Building California–Japan Business Connections)」を開催した。日系企業や起業家、日本市場に関心を持つベイエリア企業などが参加し、ジェトロ・サンフランシスコ事務所のエドワード・ラムジィ・マネージャーは、日本のスタートアップ・エコシステムや対日投資促進策、法人設立やビザ、人材など外国企業の日本進出を支援するサービスを紹介した。

期間中は、サンフランシスコ中心部のスタートアップ支援拠点「イエスSF(Yes SF)」でも、海外スタートアップによるピッチや国・地域別のビジネスイベントが開催された。Yes SFは2023年にダウンタウン再活性化の取り組みとして始まり、現在はスタートアップや中小企業向けの支援プログラムを実施している。

13日のフィリピンをテーマにしたイベントでは、人工知能(AI)や先端技術を通じた米フィリピン間のビジネス連携に加え、日本、米国、フィリピンが進める「ルソン経済回廊(注1)」やAI関連のサプライチェーン強化などを進める、日本も参加する米国主導の「パックス・シリカ(注2)」が取り上げられた。日本が参画する経済連携の取り組みが、ベイエリアの企業・投資家にも紹介された。

(注1)日本、米国、フィリピンの3カ国首脳が2024年に立ち上げた、インド太平洋地域初の「グローバル・インフラ投資パートナーシップ(PGI)」経済回廊。エネルギー、交通・物流、デジタル接続、先端製造を重点分野として投資促進を進めている。

(注2)米国が2025年に立ち上げた、AI関連のサプライチェーン強化などを目的とする国際イニシアチブ。日本は立ち上げ時から参加している(2026年6月30日記事参照)。

(武田史織)

(米国、日本、フィリピン)

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